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さくま-. 僕/君・あなた/～だねぇ、などゆったりした喋り方　初香ちゃん 2015　奇妙な探索者　狂信者参考 〈クトゥルフ神話〉+12(SAN-24) 所持している魔導書： #9093E0　紫陽花青 園芸委員会所属、1年生 好きな花はアジサイ。名前もアジサイ（あづさい）から取られている。梓ではない ※あらゆるシナリオのネタバレ ↓ ↓ 両親の影響で幼いころから神話的事象に巻き込まれていた。 神話的事象に巻き込まれるたびに、自身の周囲の人間を巻き込んでしまうことがあり、幼いころからトラウマとなっていた。 そのため、他人と距離を置きがち。これは物理的な距離感もだが、心の距離感もだ。 一人でいても平気なことを周りに示すために、ぼんやりしたマイペースなキャラクターを演じている。 実際は普通の高校生男子であり、年頃の少年らしく友達と遊んだり、会話したり、色恋沙汰に興味があったり……といった欲求はある。 その埋まらない寂しさを植物を育てることで紛らわしていた。 初香先輩にあったのは、学校での委員会活動のときだった。 初香先輩からしてみればなんてことない、一人の後輩程度の認識かもしれないが、あづさからすれば心のよりどころといつの間にかなっていた。 距離を離そうとしても難しいことを悟ったあづさは、裏表なく接してくれる初香先輩に信頼を置くようになる。（初香先輩の特徴は「信頼のおける人」） そして、付き合っていくうちに初香先輩に対し、先輩後輩・そして友人関係以上の気持ちを持っていた。 それを自覚していたが、初香先輩が自分以外に恋心を持っていたと知り、知られないよう心の内に秘めようとしている。 自分の想いが先輩のノイズになってほしくないという気持ちと、関係が壊れてしまうかもしれない恐怖があづさの胸中にあるからだ。 ＊＊＊ 前述のとおり、神話的事象に巻き込まれたことは1度ではなく、何度もあった。 ある程度のオカルト・神話的事象に巻き込まれる程度であれば自分の力でどうにか突破できはしていた。 初香先輩を胡蝶病から救ったのも、こういった経緯があってのことである。 しかし、そのたびにあづさの心をむしばむものは少なからずあり、最終的に生還することができずに命を落としてしまう。 前述のとおり、両親もまたいわゆる探索者で、本件とはまた別の事件ですでに数年前に他界している。 神話的事象に巻き込まれてのことなので、実際は行方不明として処理されている（今も死体は見つかっていない）が、 あづさはすでに両親は亡くなっていること、家に帰ってこないことを察している。 ヨグ=ソトースを信仰している。 ヨグ=ソトース信仰は両親譲りのもので、両親の忘れ形見ともいえる。 ヨグ=ソトースへ祈るときは、本当になにもかもをなげうってでも、願いをかなえてもらいたいときだけと決めている。 そもそも、自身がヨグ=ソトースの贄として足る人間ではないことをわかっているためである。 ＊＊＊ 初香先輩には生きてほしい。 自分には悲しんでくれる人がもういないけど、初香先輩が亡くなったら悲しむ人が大勢いることをあづさは知っているからだ。 それに、初香先輩には未来を歩んでほしい。先輩には自分とはきっと違う、輝かしい未来がある。 あづさはいつだって初香先輩の味方だ。 「無常」「青＝辛抱強い愛情」 :::::::::::::: 雨の日に、とある交差点のアジサイは季節を問わずに咲く。 本当にただそれだけだ。 それだけなのに、なぜだろうか。 そのアジサイはなにかを祈りつづけているようにも見えるのだ。 アジサイが季節を忘れてから、あの交差点では事故が起きなくなった。 .

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