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《通過シナリオ》 ・JOKER≒JOKER HO♢ 3月31日生まれ/O型/カラーコード：D9A62E 一人称：俺/二人称：人による 感度：/18 胃袋：11/100 眠気：/100 2-2.影が薄い…生まれつき目立たない。<忍び歩き>および<隠れる>に＋20％。 2-9.バイリンガル…日本以外の国で生活したことがある。[EDU×5]％を、最大3つまでの<ほかの言語>技能に割り振ることが出来る。 常に機械音声で喋る男。発言する時は『』。 性格はクールで冷静沈着。アジトのソファでよく眠っているのは、実は体力回復に努めているから。体調不良が顔に出ないためサボっていると思われがち。 ↓↓↓JOKER≒JOKER HO♢バレ↓↓↓ 本名は天遙零(たかはる-れい)。イン慟HO1の天遙昴とははとこに当たる。昴と零の父親がいとこ同士。 両親の葬式で一度だけ会ったことがあるが、お互い幼かったこともあって互いの存在を強く意識したことはない。 真面目のふりをした超人とまともになれなかった化け物。 天遙昴はその頭脳をもって対人を得意とするが、天遙零はその頭脳をもって人を遠ざけてしまう。 おそらく天遙零は、類まれなる頭脳を持ちながらも人と馴染んで生きていくことができてしまう天遙昴のことが苦手。出会うべきではない。 ▼ 物心ついた時から“神童”と呼ばれてきた。 そうであることが当たり前だったし、特に苦ではなかった。他の人間よりも頭の回転が速い自覚もあった。 けれど、それ故に、人に合わせるという行為がどうにも苦手だった。 「どうして理解できないんだろう」 「どうして効率的に考えられないんだろう」 そんな感情を、賢い零は決して口に出すことはしなかったけれど、周りは敏感に感じ取っては零を避けた。誰だって馬鹿にされていい気はしないのだ。しかし、零にとってその感情は無意識のものであり、零は理由もわからぬまま他人に嫌われる日々が続いた。不幸だったのは、おそらく家族が全員天才肌であり、人の気持ちを汲み取ることが苦手だったことだろうか。零はその性質を誰にも「おかしい」と指摘してもらえないままに歳をとった。 ある時、父が初めて、家族で遊びに行こうと提案した。ミュミュの感情回路プログラムの発達のための外出だった。共感覚持ちの母親は反対したが、零はとても楽しみにしていた。たとえAIのためだとしても、両親と一緒にいられる時間はとても貴重だったのだ。 けれど、そこで事件が起きた。 零は両親を失った。5歳だった零はふたりに庇われて生き延び、手元に残ったのはミュミュだけだった。ミュミュは親を失ったことをうまく理解できない様子で、混乱して泣き叫ぶ零を必死に宥めていた。 不幸はこれだけでは終わらなかった。天涯孤独になった零は親戚中をたらい回しにされ、親戚たちは今まで見下した仕返しと言わんばかりに零をこき使った。満足な治療も受けられず酷使された結果、もともとテロの被害の後遺症として身体を壊していた零は、長時間の運動ができない身体になってしまっている。 もちろん、優しくしてくれる人がいなかったわけではない。けれど、零に優しくした人は、まるで天命かのように亡くなってしまう。それも、零の目の前で。 ある人は借金を負わされ首を吊り、ある人は大病を患った。零は他人と関わることを諦め、誰にも迷惑をかけないために家を出た。 その後ハッキングして戸籍を消去し、アングラな世界へと入り込む。 ▽ 現在の怪盗団のメンバーに対しては、大切にしているつもりはない。というか大切にしたくない。死んでしまうかもしれないので。 ルチルクォーツにとって、大切なのは復讐。それだけだ。「黄の王教団」の人間をひとり残らず消す。そのためだけに、今日も彼は息をする。 全部が終わったら、死んでしまおう。彼らに、不幸が及ぶ前に。 ▼ 天遙出雲(故)…父 ミュミュの制作者のひとり。メインで制作していたのはこの人。天才肌で、人の機敏には疎い。 零のことは本気で愛していたが、うまくそれを伝える方法を知らなかった。ものを与えさえすれば愛の証明になると思っていた。そのため、零との思い出は唯一サーカスに行ったことのみ。 天遙雪音(故)…母 ミュミュの制作者のひとり。天才肌。 人の言葉や感情が色として見えてしまうという共感覚の持ち主であり、それ故に社会に馴染めずにほとんどの時間をミュミュの開発に費やしていた。そのため、零との思い出は唯一サーカスに行ったことのみ。 ミュミュ…AI 唯一残された家族。幼い頃から零の面倒を見ていたため、もしかしたら零のことを弟のように思っているかもしれない。しかし所詮プログラムである。 天遙昴…はとこ 生真面目で優しい刑事。彼のように生きていきたかった。生きていけなかった。そんなことは、零自身も知る由もないが。 ▽ 《イメージソング》 《花ダイス》 94.鳥兜（とりかぶと） 「美しい輝き」「人嫌い」「復讐」「騎士道」「栄光」 何者にも容赦しない。棘だらけの心を抱え、皆のため無心に突き進む。触れると周りを傷つけると、皆と距離を置くのが貴方だ。思うからこそ離れる。それは貴方にとってなにも矛盾ではない。 ▼ HO♢ あなたは作戦を考える、いわゆる参謀だ。 情報を把握し、その頭脳を駆使して皆を支える。 《秘匿》 あなたは数多の情報網を持つ。 そんなあなたは大昔、「黄の王教団」というカルト集団によりとあるサーカスにてテロにあい、家族を失った。 それ以来カルトを探し出そうとしてきたものの現在に至るまで見つかってはいなかった。 そして先日、二つの情報をジャックすることとなる。 一つは標的の歌姫が所属する楽団がカルトのものらしいということ。 もう一つは人工島の中心核といえる巨大コンピューターが何者かにハッキングされたということ。 理由は不明。目的も不明。 だがしかし一つわかることは、これによりセキュリティが強化された。 ……もしかすれば、この島にはなにかあるのかもしれない。 〈作成について〉 あなたは培った情報処理能力により元となるアイデアに+20%で作成が行える。上限を超えることはできない。 〈推奨技能〉 図書館/目星/芸術：ハッキング/アイデア/忍び歩き/変装 【LAST JOKER】 あなたは本シナリオ中に限り最後の切り札として【芸術：ハッキング】【アイデア】をそれぞれ一回ずつ確定成功することができる。 使用する場合はKPに宣言しなければならない。 ■事前導入あらすじ サーカスでのテロ。あれがカルトにより仕組まれたものだと知ったとき胸に抱いたのは怒りだったのだろうか……それとも。 今日もあなたは電子の海にて情報を手綱に駆け巡る。 秘匿NPC「ミュミュ」 HO♢の家族が作成した存在だ。家族の意向でバックアップは作成できない様作られている。 家族がいなくなる前からそばにおり、あなたにとっては最後の家族といえる存在だ。 ▽ 君を確実に破滅させることが出来るならば、公共の利益の為に僕は喜んで死を受け入れよう。 ＿＿＿シャーロック・ホームズ

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