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星の神話、エンドロール 職業：ミュージシャン（クトゥルフ2015準拠、職業技能ポイントEDU×10+DEX×10で取得 芸名:魁斗（かいと） ○基本の性格など 人気ロックバンドのギターボーカル担当。派手なことが好き。自信家。 4人組バンドで、他3人は高校で同じクラスになった面々。 学校祭で一夜限りと組んだバンドだったが思いのほかハマってしまい、そのまま続けていたら気付ばそこそこ有名になっていた。 YouTubeに誰かが投稿した学校祭の時のライブ映像がバズり、オファーがあった。そこからデビュー。 幼稚園の頃からピアノを習っていて、趣味で作曲をしたりしていた。それが現在生きて作詞作曲も行っている。絶対音感あるだろ。 人気ユーチューバーとサラリーマンの幼馴染がいて、弱音を吐くときはこの二人にしかしていない。 同じバンドメンバーの前でも弱いところは見せていない。 常に自信があってカッコイイ自分を見せていたい。 ○ここからはうちうちで生やしたどうでもいい話 バンドとしてそこそこ知名度が上がり、少しずつテレビなどにも出るようになってきた。 そんなとき、ある人気モデルとのコラボレーション企画が持ち上がった。 芸名はどちらもカイトであり、名前遊びのような企画でバカバカしいと思ったが、これでまたバンドの知名度があがるならいいかと承諾した。 実際に会ってみたら、愛想笑いを浮かべて誰しもにいい顔をするひょろ長い男だった。 長い髪も女みたいに整えて、なんだこいつ、気持ちわりぃ、というのが最初の感想だ。 撮影の合間、ふとした時に顔をみたら、なんだか今にも死にそうな陰鬱な表情をしていた。 メンヘラかまってちゃんかよ、と思って敢えて触れなかったが、その数日後海斗は失踪した。 数日後、海斗は死んだと報道され、俺と撮ったCMが最後の映像作品になったらしく、世間では「海斗の最後の作品」と話題になった。 どうやったって俺の方がすごいのに、世間では「魁斗」より「海斗」に注目した。 バンドの知名度を上げるつもりが、そのせいでうまくいかず、なんなら海斗の引き立て役のように使われたのが酷く悔しかった。 それでも俺には、俺たちのバンドにはファンがいる。 そのファンたちにこんな自分の弱いところを見せるわけには行かないと強がっていたが、それもずっとは続かなかった。 曲が思い浮かばない、思ったように詩が書けない。 いわゆるスランプに陥った。 海斗とコラボレーションした楽曲は世間でずっと使用され、大型歌番組へのオファーも来たが断った。 ○人気歌手が旅行なんてほいほい行けるんか？行ける理由を考えた そんな俺を心配して、マネージャーがしばらくの休憩期間を設けた。 何もしないでぼーっとしてみたり、新しい何かに挑戦したり、気まぐれにSNSを更新したりと過ごしていたが、そんな時に友人アレクから旅行に誘われた。 気分転換には最高だ、何よりまたあいつらとしばらく一緒に遊べる。それもいいな、なんて思いながらイギリスに行く。

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