タグ： H3PO4

探索者たちは殺す前に遺書を書かせ、書かせた者を必ず殺し、 そしてその遺書を必ず届けたい者に届ける、という⼀⾵変わった殺し⽅をする殺⼈⻤だ。 HO1：届⼈（トドケビト） 貴⽅は＜遺書屋＞の⽚割れであり、 書かせた遺書を、届けるべき場所まで必ず届ける者だ。 == 【6-8　マニア・コレクター】　コイン、本、昆虫、芸術、宝石、歴史的な遺物などを収集している。任意のコレクションを1つ決めること。その筋では有名人であり、<幸運>ロールに成功すれば相手にも共感を得られて、感動を与えられるかもしれない。 →宝石。 【2-1　手先が器用】　任意の<製作>1つの基本成功率が50％となる。(PLは分野を決める事)　更に<機械修理>及び<電気修理>に+10％ 加年ルールによりEDU+1 == ラピスラズリ：「空のような青」 == 口調：「私（僕）」「君」「君たち」「～です（だよ）」「～ですか？（～かな？）」 口癖：「一理あるね」 好き：シエル、鉱石、映画、鶏料理 嫌い：夜、一人、暗闇、時計、拳銃、辛い食べ物 趣味：料理 常に口元には薄く笑みを浮かべている男性。穏やかに感じる見た目通り性格も穏やかで、滅多に怒りを面に出さない。 波風立たせない振る舞いをするがとても警戒心が強い。常に気を張っている。人を信用するのに時間がかかる。 基本的に敬語。どんなに仲良くなっても敬語が外れることはないが特定の身内には敬語を外して話す。 話す言葉はどこか遠まわし気味。断言する言葉遣いはいつも無意識に避けている。 殺人はほとんどシエルに任せているが、れっきとした武術は備えている。今は戦闘よりも交渉やハッキングを行うことが多い。 PTSDのせいで時折精神が不安定になる。一番顕著なのは拳銃を握った時。なので一応鞄の奥底に拳銃を入れてはあるが取り出すことはない。 遺書屋として活動する前はとある国のマフィア構成員として働いていた。 遺書屋の相方であるシエルのことをとても大切に思っており、自分の幸せよりシエルの幸せを第一に願っている。溺愛と言ってもいいかもしれない。 自分よりもずっと年下であるシエルに精神的に縋っている節があり、申し訳ないと思いつつも心の拠り所にしている。 == ・6歳の頃、裏社会の人間だった父親が殺され、孤児となったと同時に裏社会に連れ込まれた。 ・児童ポルノのために12歳まで首輪をつけられて奴隷のように育つ。 ・その後は生きるために麻薬流通の現場の番犬として働きながら必死に知識と技術を身に着けた。働くうちに少しずつ実績を積み重ねていき、20歳の頃正式に麻薬部門で働くようになる。 ・淡々と着実に仕事をこなすラズリは20代後半には部下がいるような地位を獲得していた。 そしてとある孤児が彼の元に送られて来た。戦闘技術を教え、番犬として躾けるようにと上司から命令される。過去の自分とこの子が重なり、大切にしなければという思いから自ら名を付けた。シエル。フランス語で「空」を意味する。 ・30歳になった時、部下の手違いで取引情報が漏洩する。もちろんラズリは彼の上司からケジメを求められた。『お前の部下全員を殺すか、あの子供を殺すか選べ』という選択を強要される。 どちらもラズリにとってはこの上なく大切なもの。猶予である30分間、考えに考え、苦渋の決断としてラズリは苦しみながらもシエルを拳銃で撃つ。胸と腹部の二発。銃弾を受け止めた彼は、最後の最後までラズリに対して恨み言を吐いたり助けを乞うことはなかった。 「頼むから何か言ってくれ、黙って死なないでくれ」と懇願するラズリの腕の中で静かに死へと向かうシエル。状況に耐えかねたラズリは理性を失い、監視を全て撃ち殺してシエルと共に脱走。 ・何とか一命を取り留めることができたシエルと共に各地をあちこちと流れ、最終的に日本に来た。そして現在の遺書屋としての仕事に繋がる。 ラズリが遺書にこだわっているのは、かつてシエルが何も残さず死にかけたことが由来。本来ならば遺書なんて必要ないとは理解しているが、何も残さず消える命をどうしても見ていられなくなってしまう。 シエルを撃ったこと、結局は部下を見捨てたことが激しいトラウマとなっており、PTSDになってしまった。 精神が不安定になると「悪魔の歌が聞こえる！」「悪魔の手が伸びてくる！迎えに来たんだ！」と騒ぎ、取りつく島も無くなる。 シエルの宥める声だけが唯一の拠り所。 ＜精神的に苦手な物＞ 夜、暗闇：闇から悪魔の声が聞こえてくるから 時計：秒針の音が特に苦手。気が狂いそうになる ＝＝ 以下「dropout despair」 未通過×　 ◆HO1「届⼈−トドケビト−」 ――あなたは＜遺書屋＞の⽚割れであり、書かせた遺書を、届けるべき場所まで必ず届ける者だ。 貴⽅は「遺書」という存在にとても惹かれている。 死んでも残り続けるその「⾔葉」は、貴⽅に⼤きな影響を与えた。 それは過去に「遺書」に関係する境遇があったのかもしれないし、単純に死んでも残り続けるその言葉を好いているのかもしれない。 しかし、そんな貴⽅には⼀つ悩みがある。 それは⾃分の「遺書」を書くことができないことだ。 相⼿はもちろん相⽅である HO2 に宛てたものだが、内容は決めているのにどうしても紙に書き起こすことができないのだ。 この裏社会では裏切りや殺戮は⽇常茶飯事だ。 信頼している相⽅も、⾃分だっていつ死んでしまうかわからないし、⾃分達は「遺書屋」として名も知れてしまっているから尚更恨みを買うことだってあるだろう。 だから何かあったときのために…と思ってはいるのだが、いまだに貴⽅の「遺書」は完成していない。 その内容は貴⽅の頭の中だけにある。 シエル　大切な君へ　僕がいなくなってもどうか幸せにね　身勝手で我儘で自己中心的な僕を許して　でも愛してるよ　ご飯はちゃんと三食食べるんだよ　僕の宝石は金に換えて好きな物を買っていいよ　僕のシエル　愛してるよ

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ