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※　ご注意　※ 死刑に関するグロ表現・差別・片目などの表現を含みます。 苦手な方は閲覧をお控えください。 ジャンヌの猟犬HO4の秘匿内容に触れています。 生まれた時には片目がなかった。 ある朝起きたら身寄りがなかった。 授かり物は、三つだけ。 開く瞼と眼球置き場、それに涙が出るところ。 ―――あたしに触んないほうがいいよ。 世俗の汚れ仕事をする、片目の処刑人にはね。 両親はいた気がするが、いつの間にかいなくなっていた。記憶も曖昧だが恐らく捨てられたのだろうと本人は思っている。誕生日も年齢も不明。 人生で二番目に嫌だったのが義眼を入れる手術を闇医者から受けたとき。 ちなみに義眼はただの白い球。目の周りの組織を支えるためだが、もちろん上質なものなわけがなく、目の不快感に悩まされている。今は医学の知識を得たのと、自分でも研究できる頭に成長したため多少ましになっている。 路頭に迷い、少女に拾われた。 帽子と眼帯は、少女とその家族がくれたもの。彼女の顔にショックを受けたようだったが、こうすればかっこいいと調達してくれた。 人生で一番ひどかったのは、主人を処した時。（人には教えない。教えられるなら一番になっていない。） 主人を処刑したあと、一人になってから涙が流れていた。 両目から。 涙が出るのは目元の穴からであって眼球は関係ないが、彼女はその時思った。こちらにも目は「ある」のだと。 よく「片目」と呼ばれる。名前を呼ばれることは無論、ほぼない。 現在は隠れ家のような所に住み、死刑執行がない時は、人目を忍んで医者にかかりたい者に薬をやって稼いだり、自分と同じ片目のない人に義眼と眼帯を提供している。ただ、少しずつその数が減ってきた気がする。処刑人に対する風当たりがもっと強くなってきたのだろうか。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 基本的に、彼女は剣による斬首刑を担当する。 （斬首刑は一瞬で絶命させられるため他の刑より苦痛が少ないとされる。ただし失敗すると何度も切らなければならず、なかなか死ねないため1700年代後期にギロチンが開発された。） 彼女が使う剣は普通の剣。 貫通◯　受け流し◯（剣の性能） 片手◯　両手でも◯ （処刑専用の剣が登場するのはシナリオの100年後、1540年頃である。処刑人専用の剣は突く必要がなく切っ先が尖っていないため貫通しない。） 貫通について（ルルブ P66 左下） 攻撃ロールの結果が技能値の5分の1以下で成功した場合、その攻撃は貫通する。 貫通した時、攻撃ダメージ判定は2回になる。（1d6→2d6など） ※貫通できる武器に限る。素手の攻撃はもちろん貫通しない。 ※貫通の影響を受けないクリーチャーもいる。

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