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家族の仇を、法のもとで裁くことを目的としているレディ。 そのためならば手段を問わない覚悟であり、その現れとして現在は仇のマフィアに身分を偽って潜入している。 名前も生年月日も性別すらも偽って、その心すらも隠すと決めて、父の形見として父の友人から譲り受けた「警察の銃」を手に、その懐に飛び込んだ。 マフィアでの『彼』は、仇の懐奥深くまで潜り込むために良い顔をし続けている。 10年前に両親を喪ってからは、ボストンにある母方の実家に引き取られる。 母親及び祖母は舞台のメイク係だったこともあり、メイクに多少なり覚えがある。 つい先日までロースクール（アメリカの法学校）に通っており、非常に優秀な成績を収めている。専攻は犯罪心理学。 将来を期待されていたが、この勉強も全ては仇のマフィアを「正しい手段」で潰すための前準備に過ぎないため、非常に惜しまれたが職場を選ばなかった。 なお学生時代はそうとう化粧上手ということで学内では有名だったし、ミスキャンバスなんかももらった経歴がある。 メディア露出を避けていたので雑誌には載らなかったが、友人にはいつも惜しまれていた。 銃を撃つ練習はした。けれど実際に人に銃を向けることは怖いし、人道に背くような行為もする気がないので、ファミリーの目がない時はなるべく穏便に事を済ませるようにしている。場合によっては見逃すこともある。 ただし、家族を殺したトップの連中に対して銃を構える覚悟はある。それがどれだけ重い罪であるのかも判っている。 ――少しはマシな死後について、せいぜい祈るといい。ただし私もすぐにその後を追うから、安らぐ暇すら与えないけれど。 幼馴染との関係は10年前までは近所だったこと。年も近かったので非常に仲が良かったが、彼女の方が年下であるにも関わらず彼を尻にしいていたとか。 父の友人とは、彼が仕事や私用でよく自宅に出入りしていたこともあり「年上の友達」くらいの感覚だった。最近は専ら「頼りになるオジサン」だが。 ボストンに移り住んでから数年は幼かったこともあり移動が自由ではなかったが、それでも年に2回、高校生になってからは月に1回から2回はニューヨークに帰っては彼らとコンタクトを取っていたという。 どんなに彼女が化粧上手で、中性的な顔・声・体つきだからとはいえども、性別すらも偽って潜入することが両名から反対されたことは……言うまでもないだろう。 将来の夢は警察官であったが、今は各地を転々としながら法律の知識を生かして活動している。 時代がもう少し後であれば、電子の世界で活躍する法律家、なんて地位もあったのかもしれない。 本名はベス・ドラグーン。 ベースは法律家。特徴表はオシャレと芸術的才能を選択。 ○名前メモ ベス　　　　→ベヒモス リヴァル　　→リヴァイアサン 　　　　　　→フランス語で好敵手の意(rival) 　　　　　　　英語でのスペルはribal ドラグーン　→火器を装備する騎乗兵の意 ブローニング→機関銃を作った人

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