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[職業ベース] クトゥルフ2015：DEX系アスリート（EDU*10+DEX*10） [特徴表] 素早い 幼少期からある旧華族の家に仕え、次期当主である主人の護衛を命ぜられている忍者。 主人を守るため自由のない生活を強いられ厳しい訓練を受けてきた。 自分の境遇に疑いを持たないわけではなかったが、仕方ないものとして享受していた。 そんな生活を送っていたような気がするが気づいたら海辺の家で暮らしていた。 自分が宇宙の真理に迫る知識を得ていることは自覚しているが、何でそんなことになったのか分からない。 自分を拾ってくれた同居人は精神がイカれた自分を甲斐甲斐しく世話してくれるが、何で拾ってくれたのか何で世話してくれるのかも分からない。 ただ相手が人間じゃないことだけはいつの間にか得た知識が教えてくれた。ていうか何者なのかも大体分かりそう……。 相手が自分をどうする気なのか分からず警戒しながら日々を送っていたある日のこと。 時刻は真夜中。身体にかかる重みで目を覚ますと、同居人に股がられ見下ろされていた。 ぎらりとした捕食者の目と目が合ったかと思うと、左耳に噛みつかれ、そのまま一部を食いちぎられた。 激痛に驚いて同居人を跳ね除け、追撃に備えようとするが、体勢を立て直し身構えたときには、同居人は口を押さえ部屋を出て行ってしまった。 耳痛……えぇ……？となりつつ後を追いかけると、同居人は自分の喉の奥に指を突っ込んで嘔吐していた。 何が何だか分からず事情を聞き、同居人の出自を知ることとなった。 そんなことがあったが、変わらず同居人との生活を送り続けている。 同居人が何者であるかは割とどうでもよく、そんなことより変な性癖を目覚めさせられたことの方が困っている。 あの夜自分を食べにきた同居人のぎらついた目が忘れられず、食いちぎられた耳を触りながらじゃないと抜けなくなった。ひどい。 同居人は食人に対し嫌悪感と罪悪感を感じているようだが、自分はもう一度食べられたいとすら思ってしまっている。 食事のときは同居人の開いた口から覗く歯列につい見惚れてしまうし……。 ともかく、自分に噛みついたことは自分も気にしていないし気にしないでほしいと宥め、なるべく日頃世話になっていることへの感謝を都度伝えるようにし、同居人のコンプレックスメンタルを刺激しないように努めている。 同居人は狩猟本能と混同した恋愛感情を抱え、自分は性的倒錯が歪んだ恋愛感情を抱え、何やかんやあって微妙な距離感で同棲生活が続いていた。 付き合……付き合ってる……？特にそういう言葉を明確に交わしたわけではないが、そういう雰囲気になったこともあり、しかし行為に及ぼうとすると同居人が捕食に走ってしまい、寸でのところで我に返り吐きに行ってしまうので最後までできた試しがない。 食べていいんだけど、と思いつつも言葉にしたらぐちゃぐちゃになっちゃいそうなので言えない。 けど、どうせ死ぬなら最期は同居人に食べられたいと思っている。 耳をかじられた代わりに何か欲しいと言ったら左手の薬指をくれた。 プロポーズだと思ったので小瓶に詰めて大事に保管している。 同居人には世話になりっぱなしなので何かお返しをしたいと考えていたところ、成功すれば100万円もらえる脱出ゲームの話を知る。 100万円あれば少しは恩返しができるだろうと考え、参加することにした（働け）

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