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大学生で坂木探偵事務所の一人娘。 司紗は真華がいることで"ちゃんとした"人間で居たいと思えて、真華が側にいるからまっとうな人間で居られていると思っている。誰よりも何よりも第一に真華のことを優先させている。 現在、鳥井真華と２人で探偵事務所の助手として働いている。坂木司紗と鳥井真華は２人で一人のバディであり、真華がブレイン、司紗が情報収集をするのが"基本的な"スタイル。しかし真華は解決の手段として時間はかからないが倫理的に良くない手段を提案することがしばしばあるため、司紗が色々軌道修正することが多い。司紗は倫理観が崩壊しかかっている真華に危うさと美しさを感じているが、やはり倫理的にダメなことはダメなのでそういうところは直してほしいと常々言っている。そして最近はだいぶ倫理観が正常に戻ってきており安心している。（実際は真華の"隠す"の能力が伸びたためそのように思っているだけである。） ---------------- ~司紗について~ 両親の愛を一身に受け、非常にまっすぐにスクスクと育った。他の人より少しだけ勉強はできて、他の人より少しだけ容姿が良くて、あまり苦労しないで育ってきていた。しかし司紗は天才ではない。そのことをなんとなくコンプレックスに思っており、偉人に対してなんとなく憧れを持っていた。そんな中、自分の家にいきなり転がり込んできた天涯孤独の真華に出会う。最初は真華の目が死んでおり、何を話しかけてもほとんど返事をしなかった。しかし真華は非常に優秀であった。少なくとも司紗の周りにいる人間に比べて遥かに天才の分類に近い人間であった。特に話しかけても反応はなく影を感じるが成績は優秀。司紗が真華に憧れを抱くには十分だった。 司紗は常に真華を気にかけ、事あるごとに真華に話しかけることでなんとか真華は会話できるようになっていった。そして司紗は真華にかなり頼られていると感じるようになった。憧れの対象である真華に頼られ、司紗は自己肯定感が満たされるとともに"真華に誇れる人間でありたい"と思うようになった。司紗は"真華が居るから折れずに正しい人間で居られている"と確信している。 ----------- ~二人暮らしについて~ 高校生になって真華が探偵事務所でバイトを始めたのは知っていたが、自分は基本的に部活に勤しんでいた。 しかし大学生になるときに一人暮らしをしたいと真華が言い出した。両親と司紗は引き止めたが真華の意思は固かったため真華のことが非常に心配になり二人暮らしすることを申し出る。（司紗の両親、特に探偵である父は真華の危うさをヒシヒシと感じていたため一人暮らしさせるのが怖かったため一人暮らしを引き止めていた。） それでもやっぱり真華のことが心配で、大学生になるタイミングで探偵事務所でバイトを始めることにした。 ２人で一人前の探偵だ、とようやく父にちゃんとした事件を任せてもらえるようになったのが20歳のとき。それから２人で事件を次々と解決しておりこれからもずっとふたりで探偵を続けていくものだと思っている。 しかし親からは他の職に就いてほしそうな圧を感じた上に、探偵をする上での能力が足りないことをなんとなく察してしまったため一応就活は行い一般企業（外資系の保険会社）からの内定はもらっている。ただ、休みは取りやすい環境にあるようなので副業として続けていく気満々である。

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