タグ： ソプスク

ソープスクールHO1｢HO1先生からの視線は冷たい｣ ▼過去 あなたは過去いじめられっ子でした。自身が中学生の時に酷いイジメを受けていました。イジメの内容は暴力などの肉体的なものから悪口無視落書き、物やお金を取られるなど本当に様々でした。あだ名は「病原菌」、今でもその単語を聞くと目眩や動悸がします。両親が引っ越しをさせてくれた事でイジメから逃れました。 ▼自殺した生徒について あなたはその生徒の担任でした。物静かな生徒でクラスに馴染めてないような感じで、よく保健室に行っていました。何度か声をかけましたが「大丈夫です」と微笑むだけでした。生徒はHO2先生が顧問をしている部活の生徒でした。 ※心理学に+50 ​─────── 早少女 灸(さおとめ やいと) サオトメバナ、ヤイトバナ、いずれもへクソカズラの別名。花言葉は｢人嫌い｣ 理科(地質学)教師。鉱石が友達。度々地質調査とか鉱石探し石探しでフィールドワークにくりだすため、体力はある。 いじめられていた。いつも下を向いて歩いていた。でもそれでいいと思った。下には美しい世界が広がっている。水で削られまあるくなった石、落石で砕かれて尖っている砂、ちらりと覗く水晶。もっともっと下にはぎらぎら光る石や、何億年も前の死体、ぐらぐらと煮えたぎるマグマ。 気付いたら教師になっていた。なぜこの職を選んだのか分からない。……心のどこかで、あの頃を払拭したいと願っていたのだろうか。今を生きる生徒と重ねて、自分の様な生徒を救うことで救済としたいのだろうか。よく、分からない。ただ、もうあの時を思い出したくも、見たくもないのは確かだ。 ―自殺してしまった生徒に関して、｢あぁ、拠り所を見つけられなかったのだな｣と一瞬思った。救ってあげられたかもしれない。下を向くことも悪いことではないと。人間などどうでもいいと。教えてやれたかもしれない。それと同時に、自分も救えなかったことに気付いた。俺はまだ、囚われている。 『ソープスクール』2021.9.20 生還：エンドＢ（全員生還） 生還報酬：うさ五右衛門を捕まえた1ｄ10→+3 SAN増減後37 こぶし＋4 不定の狂気：異食症、2か月 ・いじめっこに対する考え：許されることではない、たとえ時間が経過した後してもその事実は消えていいものではない。しかしながら、まだ教師という職業を続けられる状態であるならば、自分の体験談を交えて説得力を出してでも、いじめの抑制に努めるだろう。依然その視線は冷たいままであるが(残念ながら元来のものだ。)、何かを抱えていそうな生徒に対してのヒアリングは時間をかけながらでも行うだろう。先生も人間ですので、目の届かない部分があります。だからこそ、声を上げてほしい。そうしてもらえれば、自分がどうにかするから。 ・今後どう生きていくのか：教師を続行。視線は冷たいが、その心は確かに熱を持っている。地表は冷え切っていたとしても、その下には暖かな土と、美しい鉱石たちが眠っているように。誕生石であるエメラルドのブレスレットはもう手元にはないが、チャロアイト（恐怖心の克服、迷いの断ち切り）とアオライト（目標への羅針盤、人生を導く）のブレスレットが輝いている。 「…ニコライ、」ふと口をついて出たのは知らない名前だった。しかし、どこか美しい響きを伴っていた。手元には6割ほど作成が進められた、金と紫2種類の鉱石を使用したブレスレットがある。 「あら、そのブレスレット、もしかしてわたくしの色かしら？ふふ、上手なものね。…貴方は本当に、命を輝かせるのがうまいのね」「…は？何を言ってるんだ。鉱石に命も何もないだろう」「ふふ、そうかしら？」「ふん、まあ、少なくともアンタの作る偽物の命よりは輝いているだろうな。これは大地の生きた証だ。どうやっても輝くのは当然だろ」 …さて、これはいつの会話だったか…。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ