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(るるぶ6版兵士参照、一部犯罪者から) ───かいぶつたちとマホラカルト 秘匿ありネタバレ注意─── ImageColor：紅葉色(#E2421F) Flower：鬼薊『独立』『厳格』『触れないで』 ImageSong：『馬と鹿/米津玄師』 CodeName：『オクト』 10月(October)。花札の“鹿に紅葉“から 《通過シナリオ》 *かいぶつたちとマホラカルト *鴉羽色の支配者 ───────── ・HO3『鬼』 　組織には3年前に加入。あなたは暴力である。 推奨技能：≪戦闘技能≫※攻撃力の高いもの推奨 年齢指定：25歳 ──あなたは殺人経験があり、一度司法の場で裁かれている。 死刑を待つ身であったあなたを当時の組織の者たちは助け、戦力補強の為スカウトした。 この殺人経験に関する設定は自由である。 また、あなたは親と言うものがおらず原磯市と言う街の教会で孤児として育った。 非凡な経験を持つことから≪任意の戦闘技能≫ふたつに+20の補正が入る。 【一騎当千】 孤独と殺人に彩られた人生から取得した技術。 戦闘ラウンド時に限り、MPを1D3消費する事で再行動･再ロールが行える。 この宣言は1R中2回まで。つまり最大1R3回まで行動が可能。 失敗した技能を振り直す事にも使える。 ========================= ■About 元死刑囚。 物心ついた時から親というものがおらず、原磯市のとある教会で育った。教会には他の孤児たちや世話役のシスターもいたので、親がいなくても不自由を感じたことは無い。当時は活発で好奇心旺盛な性格で運動神経もよく、他の子供たちを引っ張っていくような存在だった。 そんな彼は、幼少期に戦隊物の特撮番組や勧善懲悪ストーリーのアニメを見て、ヒーローに物凄く憧れた。某ライダーやアカレンジャーよろしく首に赤いマフラー(シスターにせがんで編んでもらった)を巻いて、｢俺は困ってる人を助けるヒーローになるんだ！！｣が口癖だった。 特に仲良しだったのは灯哉(とうや)という少年。本を読むのが好きで、瑞紀とは対照的に大人しめの男の子だった。穏やかで優しく勉強熱心な子で、｢もっと勉強ができる環境があったら良かったんだけどなぁ｣と困ったように笑う姿を瑞紀はよく目にしていた。 学校に通えるようになれば灯哉は今よりたくさん勉強が出来るようになるのでは。 そう考えた瑞紀はシスターに懇願し、シスターたちも掛け合い、義務教育までならということで親のいない孤児たちにも学校に通うことが許された。 瑞紀は運動神経が良かったのでクラスの中心的な存在になった。｢ヒーローは、困ってる人を放っておかないんだぞ！｣と言って色んなことに積極的に行動し、そのお陰でクラスでも人気者だった。 灯哉も水を得た魚のように喜び、たくさん勉強に励んだ。彼の喜ぶ姿を見れることが、当時は何よりも嬉しかった。 しかし、そんな楽しい日々も長くは続かなかった。 age...13-16 中学校に上がってから。 いつからか、クラスメイトやその保護者、そして一部の教師陣といった周りの人間から、“親のいない子供“という差別的な眼差しを向けられるようになった。 なにがきっかけ、ということはない。自分たちと違うものは排他したがる。人間とはそういうものだ。 例に漏れず、別のクラスだった灯哉も同様だった。体格もよくそれなりに鍛えていた瑞紀とは違い、滅多なことで気を荒げない大人しい彼は、偏見と差別の渦中に否応無く巻き込まれることとなってしまう。有り体に言えば、集団いじめの対象になってしまった。 瑞紀はそれにいち早く気づき、灯哉を助ける為に、友人の為に、その拳を振るった。言葉で解決出来るほど頭が良くなかったから。彼を守る術がそれしかなかった。 しかし暴力騒ぎを起こす度、頭を下げに来るシスターへの罪悪感が次第に募っていく。友人を思う気持ちと、シスターへの申し訳ない気持ちとで、彼の心は板挟みになった。自分たちを学校に通わせてくれたシスターたちに迷惑をかけたくはなかった。 灯哉の傍になるべく居るようにしながらも、お世話になったシスターたちにきちんと恩返しが出来るよう、将来は人助けをする仕事に就こうと心に決めて中学生生活を終えた。 age...16-21 灯哉は頭が良かったのでそのまま高校に入学が叶った。また、いじめに遭うのではと心配ではあったものの、本人が大丈夫だと言うのでその言葉を信じることにした。 瑞紀は中学卒業後進学はせずとも勉強はしつつ、新聞配達などのアルバイトで灯哉の学費を稼いだり、シスターたちの手伝いをして日々を過ごしていた。 3年の月日が流れた冬。灯哉が高校を無事卒業し、大学進学も決まった。一番喜んだのは瑞紀だった。 瑞紀もまた、自衛隊員になるべく日頃の鍛錬と勉強に励んでいた。 そんなある日。 灯哉が亡くなった。 死因は水死。橋の上から川に落ちたらしい。 事故だった、とシスターから聞いた。 橋の上には灯哉の他に数人いて、曰く｢あいつが勝手に自分から飛び込んでいった｣などと宣っていたらしい。その数人の顔には見覚えがあった。 それは中学の頃、灯哉を集団で囲い、虐めていた彼のクラスメイトたちだった。 ああ、アイツらが灯哉を殺した。動機は？理由は？いや、そんなものに興味は無い。聞く意味なんて無い。灯哉が死んだ、アイツらに殺された。それだけ分かっていればあとはもうどうでもいい。 その同級生たちを呼び出して、それから。以降の記憶は曖昧だった。確かな事実として残っていることは、瑞紀は呼び出した6人をバットで殴殺し、鏖殺したということ。 逃げられないように、脚から潰した。 抵抗されないように、腕を潰した。 次に下半身、その後上半身。少しでも長く苦しみが続くように一つずつ一つずつ丁寧に潰した。 命乞いをする彼らの声が煩わしくなって、最後に頭を潰した。 血溜まりに浮かぶ彼らは、ほぼ原型を留めずそれぞれが混ざりあっていた。 その後は騒ぎを聞きつけた近所の通報で捕まったが、抵抗もせず、動機も語らず、そして罪を否認することもしなかった。 age...22 刑務所で死刑執行を待っていた時。 とある組織が、死を待つこの身を救ってくれた。 戦闘能力を買われたらしいが、正直なところ、組織の考えてることが全く理解出来なかった。 死刑囚を加えたところでメリットはあるのか？そのまま俺が逃げでもしたらどうするんだこいつらは。 そこまで頭に浮かんだが、それ以上深く考えるのはやめた。頭を使うのは好きじゃない。 世の中の腐った人間をたたきのめせるなら、組織の為に働くのも吝かじゃあない。仲間割れと裏切りは許さない？いいじゃねぇか、大いに結構。大好きだよそういうの。 昔思い描いていたヒーローとはまた随分と違うが、まぁ悪くないだろう。 ─────────── ・好きなものは金平糖。昔シスターにご褒美で貰ってた。巾着に詰めて常に持ち歩いている。 ・心の弱い人間が大嫌い。自分の優位性を見出す為に、自分より立場の低い物を見つけて虐げることしか出来ないから。 その辺組織の人間は、職業柄必然というべきかそういった性質の者が少ないので居心地はいい。(割とみんなのこと好きかもしれん。) ・性格はツンデレ。精神年齢低め。 絵に書いたような脳筋。気は短い方。メンバーの言うことには割と素直に従う。 頭がそんなに良くないので口論に弱い。言い返せなくなると「ばーか！ばーか！」しか言わなくなる。小学生か。 ・非喫煙者。タバコは嫌い。煙い。 ・武器の釘バットは事件当時に使っていたもの。 組織が独自ルートで回収してくれたらしい。 殺傷能力を上げるために夜なべで釘を刺した。 ・かっこいい は最高の褒め言葉だと思ってた。思ってたのに……。 ・昔から女の子っぽい名前で弄られていたので、組織内で呼び合う際のコードネームはかっこ良いのを考えた。本名は過去の一件で世間に知られているので知っているのは恐らく幽霊のみ。(瑞紀が死刑囚だと知ってる立場の人間は聞かされててもいい) ｢俺みたいな人間だって、昔はヒーローになりたかった。あん時は誰だって救えるような気がしてたよ。傲慢だけどな｣ 《通過シナリオ》 ・かいぶつたちとマホラカルト/シナリオクリア 《AF》 ロザリオ：長年菜穂子の祈りを受け、アーティファクトと化している。 装着者がMPを消費する際、10ポイント分まで肩代わりする。これはあなた以外が所持しても効果を発揮する。 このアーティファクトはMPの自然回復を行わない。 残り：7 ──────────── ■motif 鈴鹿→鈴鹿御前から モチーフ：鹿(鬼にも鹿にも角があるからね) 一人称：俺 二人称：お前、てめぇ メンバーのことはそれぞれのコードネームで呼ぶ。

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