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読み：あかばち ひなこ 職業P：EDU*10+APP*10 「海も枯れるまで」HO1(秘匿)にて作成 一人称：雛子 二人称：お兄さん、お姉さん、(名前)さん 【通過シナリオ】 「海も枯れるまで」(2021/08/29) 　ロスト 希死念慮と破滅願望を持つ大人嫌いの少女。 大学では心理学専攻だが、真面目な参加態度とは程遠い。 性格は享楽的で奔放であり尊大。一方、実際の感性はひどく幼い。 実家が嫌いで大学の「友人」の家を渡り歩いて泊っている。 あるいは自分の容姿の良さを自覚しているため、見ず知らずの誰かに自分を売って、それで一夜を明かしている。 男尊女卑的な古風な思想の家に生まれ育ち、幼少期から両親、特に父親に虐待を受けていた。虐待の具体例として一般に挙げられるようなものは一通り経験したし、幼い頃の見目は人形のようと形容するに足るものだったので、性的なそれの頻度は高かった。 両親も不仲で家庭崩壊状態だったが、父親の見栄で離婚するどころか良き家族という仮面を取り繕ってきた。その一環として名門私立女子校に通わされたりもした。殴られたり蹴られたりしても、決して露出する部分には跡をつけられなかった。 そんな親への反抗として門限を破ったり学校のブランドを利用して援助交際を行ったりし始めたのも中高生の時期。始めた理由はお金ではなく、誰かに必要とされていることを感じ取りたかったから。結果は自分でなくてもいいことを強く認識するだけとなったが、家から逃げる手段として続ける。 大学に入ってからは彼氏を作ることもあった。が、それでも援助交際をやめることはなかったし、何なら高校のときの制服を着ていくこともあった。 その一方で、大学生という肩書は自分が嫌悪している「大人」に近付いているような気がして、生活の荒みは悪化していった。一見見えないところへの自傷行為は日常、20歳の誕生日のときは飛び降り自殺を試みたが実行する前に見咎められ失敗。 以来、成人したということ自体がひどく苦痛でストレスでしかなく、日々自殺を考えている。大学の講義が進んでいくことも卒業、つまりは社会人という「大人」へ近づいているとしか感じられないため、その苦痛は増すばかりである。 大人なんて嫌いだ。だって誰も助けてくれなかったから。 学校の先生が嫌い。警察が嫌い。いい人ぶった大人は皆嫌い。雛子を見ている振りをして誰も雛子のことを見ていない。 そんな大人に自分もなってしまうのは、嫌悪という言葉で表すには足りないくらいの拒否感しか覚えない。 だから子供のフリをする。 学生服を着ていれば世間は子供と認識する。だからとうに卒業した高校の制服を着る。 そんな見かけに騙されるような大人は雛子に利用されていればいい。 ……いつの間にか、そんな思考に陥っていた。 何も気にしなくていい。 何も知らなくていい。 何も気付かなくていい。 きっとその方が千夏ちゃんにとってのハッピーエンドになるから。 雛子のことは、いつか忘れてしまうような思い出として仕舞っておいて。 だって死にゆく人のことなんて覚えていても仕方ないでしょ？ 以下キャラ付け、RP指針 花ダイス　84.牡丹「王者の風格」「富貴」「恥じらい」「高貴」「壮麗」

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