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『海も枯れるまで』HO1 一人称：私 誕生日：11/27 都内にある救命救急センターのドクターとして日々奔走している女性。 モデル顔負けのとても美しい容姿をしているが、とにかく仕事に追われているため恋人ができてもすぐ別れを切り出されてしまう。 「たまにはぱーっと遊びたい！」と思い立ち、現在は有給消化中。 救急医になったのは、高校生の頃親友が倒れた際に救急医によって命を救われ憧れたから。 明るい性格で人当たりも面倒見も良いため友人も多い。 家族構成は父、母、双子の兄の4人家族。 今は仕事の関係上職場に比較的近いところで一人暮らしている。 家族仲は非常に良く、特に双子の兄とは今でも良く買い物などに一緒に出かけている。 二卵性の双子の為顔は似ていないが、兄も千鶴同様非常に整った容姿をしており二人で出かけると目立つカップルと間違えられるのが最近の悩み。 趣味は水泳と読書で休みの日は兄や親友と良く泳ぎにいっている。 そんなごく普通の女性。 ※以下秘匿にて閲覧注意！！ 彼女には双子の兄である五百森 実鶴（いおもり みつる）がいる。 生まれたときから仲がよく、それは大人になっても変わらなかった。 そんな兄が千鶴の親友と結婚すると聞いたとき、誰よりも２人の幸せを喜んだのは妹である千鶴だった。 大好きな兄と親友が幸せになる。そう考えただけで胸が躍る。 結婚式が待ち遠しい！子供が生まれたら甥っ子ができる！甥っ子にはどんなプレゼントしよう？ そうやって兄と親友の幸せを誰よりも祝福したのだった。 それから数週間後。 いつものように救命救急センターに怪我人が２人担ぎ込まれた。 それは変わり果てた姿をした兄と親友の姿だった。 ２人が買い物をしている最中、飲酒運転のトラックが突っ込んできたのだ。 かろうじて意識がある兄に声をかけると、彼はこう言った。 「死にたくない」「千鶴、助けて」「どうかこの子だけでも」 その後懸命な治療もむなしく２人の死亡が確認された。 兄と親友を助けることができなかったことをとても悔やみ、自身を憎み、そして今も尚苦しみ続けている。 それから精神的に不安定になり、上司から休職を勧められ現在に至る。 手首や腕には自殺を図ったであろう沢山の切り傷があり、それを隠すために普段は長袖を着込んでいる。 いつ死んでも構わない、天国に行けるかはわからないけど死んで兄と親友に謝りたいと考えおり、今は死に場所を探し求めている。

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