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アオ(-) 日光が照りつけていると外に出ることを渋る。日焼けが何よりも嫌いで常時長袖を着ている。 好奇心旺盛で人のすることは自分が良いと思ったことならなんでもマネする。値切りはたまたま通り過ぎた船の船頭が教えてくれた。お金がないならこれくらいやるよ、足りなかったら値切りな、という具合に値切りの何たるかを教えてもらった。 陸に上がりたての頃、歩き方がへたくそすぎて豪快なステップで歩いていたところ、それも例の船頭に教えてもらい静かすぎるくらい静かに歩けるようになった。字も、お金の稼ぎ方も傷の治療法も、全部、教えてくれたのはその船頭だった。しばらくその船の上で生活し、行く先々で失くし物を探していた。食べ物に関してはもともと船の上に人数分の食糧しかなかったため、釣りをするか寄った先々で自分で稼ぐかの二択でその日その日の食事をしていた。そうして海岸でめちゃくちゃに精巧な砂のお城を作りお金を稼ぐことにする。遊びに来た観光客に依頼されて作ったり、ビーチの入り口に展示するために作ったり。チップ程度のお金しかもらえなかったが、値切りを駆使してどうにか食べ物にありつけていた。 そうやって海をしばらく旅していたがなにも見つからない。そのうちその船は今度はもっと遠くへ行くらしいということを告げられた。この様子だと海には何もないかもしれない、このまま世話になるのは忍びない。お金を稼ぐすべも値切りも、歩き方も教わった。もう、船を降りるべきなのかもしれない。そうしてその航海にはついていかずに港町に降り立った。自分で稼いだお金と、船を降りる際に船頭から少し分けてもらったお金を合わせて別の船に乗り込むことにして。 だが、今日から乗る予定だった船の故障が発覚したらしい。なんとも迷惑な話だ。まだ次にどこへ行くかも決めていないため、この港町を探索してみることにした。 不定の狂気：健忘症(岸本寿真を忘れる) ～9月15日 AF【忘れ貝】 青い貝殻。任意の物事を忘れることにより、不定の狂気の解除と2d3のSANc回復が可能。 忘れた出来事を思い出した際は、回復した分のSANcが減少する。また、神話生物を忘れた場合、もう一度会うことで強制的に記憶が思い出される。

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