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第一人称→私 第二人称→貴方/貴女、○○さん、結衣ちゃん(結衣に対して) イメージ石→ラピスラズリ 【バックグラウンド】 生まれつき色盲で、モノクロに近いセピア色の世界しか知らない。物心がついた時から母親がおらず、看護師の父親と父方の祖父母が彼女の家族。 しかし、そのハンデを活かした繊細なタッチと、非常に感性豊かな表現から生み出されたモノクロの絵画は人気を呼び、少しずつ支持を集めている堅実なイラストレーター。 結衣とは高校時代に出会い、友達から親友へ、そして結ばれた。いつか法律的にもきちんと家族になりたいと思うくらいには、瑠璃自身も結衣の事を誰よりも愛しているが、その一方で同性ゆえに子供を望めない等の問題をひそかに気にしており、「こんなに心優しい素敵な人を、私が縛ったままでいいんだろうか。」と仄かに思っている。高校時代の件については「世界から消えていきそうなくらい儚げな後ろ姿を見て、どうしても放っておけなかった。」と述べており、そこから交流していくうちに彼女本来の優しさや強さを知り、特別な存在となった。 結衣からの自分への愛は疑っていないが、自己犠牲になりかねない強すぎる思いに時々不安になる。もう少し自分自身にも向けてもいいのにとはひそかに心配している。 母親に関しては瑠璃の父親曰く「自分が不甲斐ないから振られた。」との事だが、瑠璃からすれば「こんなに優しくて穏やかな父を？どうして？」と疑問を持っている。実際は、昔から夢見がちな母親が産んだばかりの我が子である瑠璃を、目が不自由である事を言った途端に「要らない」といったことがきっかけで父親が初めて本気でぶち切れ、「この天使(瑠璃)を捨てるなら、僕が君を捨てる。」と縁を切った。それ以来、弁護士などを通して親権等すべて父親が取り上げ、祖父母と共に瑠璃を見守ってきた。この事実を今も瑠璃には黙っており、出来れば墓場まで持っていくつもりである。しかし、娘のパートナーとなった結衣にはその覚悟を見るために話しており、結衣自身も「よっぽどのことが無い限り話さない。」と黙っている。その話も相まって余計「瑠璃は私が幸せにする」と思っている。

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