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「天使になんて興味はない」 「でも僕は一番の歌声を届けるためにここに来た」 「認められるのなら、＿」 「いやだ、いやだ、変わりたくない」 「変わるくらいなら、ここで」 ◇ サンタ・アンジェリ少年聖歌隊所属予定の12歳の少年。 基本的に真面目でストイックな性格。意地っ張り。 他者に対してもそれなりに同様。 ここにいるということは認められたのだろう、であれば立場は同じだから。 ただ自分がしてるようにする必要はないと思っているのでそれなり。 どちらかというとツッコミ。 音楽家系に生まれ、幼い頃より音楽に触れて育ってきたため音楽は馴染みが深いもの。 また、家庭内では母が熱心な聖母信仰者であり、そちらも馴染みは深いが、父は聖母信仰者ではなく家庭内で強要されるようなことはなかったので、母が何曜日に祈りを捧げる、あの旋律は何の歌、3人の聖母様のことを知識としてふんわりと持っている程度。 本を読んでも、オルガンを弾いても、何をしても両親は褒めてくれたが歌を歌ったときは褒められる前に息を呑まれた。それから歌を歌う機会が増え、地元の教会でも歌を歌わせてもらうようになる。 自身も歌うことは好きだし、何よりも両親が喜んでくれるから段々と自身の歌声は誇りにも変わっていった。 もっと上手になって、もっと美しい歌声を響かせてみせると、そうして生活しているうちに、天使の雛に選ばれた。 栄誉だと母は喜んだ、自分の愛しい息子が天使様になれるかもしれないと。 父は苦い顔をした。確かに栄誉なのかもしれないが、それはつまり自分の息子の死を意味しているからだ。 準備がされる中で、父にはこっそりと言われた。 「もしも聖母様や神様に認められてしまったら、お前は死んでしまうかもしれない」 「行きたくないのなら、父さんがなんとかしてみせる」 構わない、自分が天使になることで母さんが喜んでくれるのなら。 それに、自分はきっともう、そうでなくとも長くはないのだ。 そうして聖歌隊への入隊を決意する。 知っている。 自分のこの声がもうすぐ変わってしまうことを。歌声が死んでいまうことを知っている。 その時に、母と父はどんな顔をするのだろう。 死が恐れるべきものだということは知っているし、漠然とした恐怖はある。 されど、死を知らぬ幼い少年が、愛しているものがなくなってしまうかもしれない時、死よりももっとこわいものがあると思う事は何ら可笑しくないだろう。 胸元のブローチは瞳の色と同じ、≪スピネル≫ 石言葉は「努力」「発展」「向上」、硬度は8。 ◆特徴表 1-7：勉強家 　あなたは日々学ぶことに精通している。EDU+1 　また、EDUによる年齢の下限は適用されない。 4-8：大切なもの（D） 　他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失った時には1d8正気度ポイントを失う。 ※D特徴表のため1d6*10（40）P追加配分済。 ◆フレーバー 誕生日：10/2 誕生花：コリウス「かなわぬ恋」、アンズ「臆病な愛」「乙女のはにかみ」「疑い」「疑惑」 一人称：僕 二人称：お前 好きな食べ物：76.クリームシチュー、186.サンドイッチ 嫌いな食べ物：28.ラ・フランス、100.無し -フレーバーダイス(1d10)- 酒の強さ・酔い方 1-6（6:寝てしまう。） 料理の上手さ 10 味覚 10 食事量 4 食事時間 10 絵心 2 歌唱力 9 字の上手さ 4 胸(女体化した場合) 6 感度 8 寝つきの良さ 4 寝起き 3 ほっぺ 4 性欲 6 唇の柔らかさ 7 舌の長さ 4 身体の柔らかさ 7 整理整頓 7 体温 3 SON値：10 利き手：左手（69） カラーコード：a287ff ＊R特徴表 ・4-9　淫魔の子 　本当にそうかは定かではないが、特殊な体質である。 　行為に及んだ際、相手から1POWを吸い取り、自分のものにできる。 　（INTが減っている場合の加算先はINT） ・5-10　受け体質 　エロ展開になったとき、いつの間にか受けに回る展開に持ち込まれていることが多い。 　受ける立ち回りが上手いのかもしれない。 性感帯：12.うなじ、24.足首、23.内腿 ＊名前の由来 ・Hanno【ハノ】：神からの贈り物の意。 ・Carlisle【カーライル】：「砦」を意味するcaerが語原。後半部分はケルトの光の神Lugusではないかとされている。 ◆通過シナリオ ・ヴェルネの天使は死を歌う　　KP：rnちゃん 　Sacha Chevalier（リナックス）、Lucas Leroy（おつゆ） ※以下「ヴェルネの天使は死を歌う」バレあり注意 ◆獲得AF ・聖歌隊のリボンタイ 貴方の瞳と同じ色をしている宝石がはめ込まれている MP11貯蔵石 ◆獲得呪文 ・アザトースの招来(ミサ・ジ・レクイエム・ペル・シュジャイ) ・精神的従属（天使の子守唄） ・精神力吸引（魂救済の歌） ・アザトースの退散 また、ボーナスの芸術（歌唱）の50％は失われる（成長分や技能を振っていた分は残る） 「僕は、ひととして考えます」 卒業までに答えを出せずに卒業後すぐは父の計らいで父方の祖父母に引き取られ過ごす。 無知であること、己には何も無くなったこと、そして何もない自分がリュカたちに出す手紙の内容もないこと、それらが起因して沢山の知識を身に着けようと本を読むようになる。 また、それぞれの旅立ちを見たハノは、音楽の道を離れる。 成長後は蓄えた知識を活かして、家庭教師になる。 年端も行かぬ少年たちを見てかつての仲間を想いながら自分の持つものをゆっくりと自分の言葉で教えている。 性格や口調は少しだけ柔らかいものとなる。 特に自分よりも年下の人間や、子どもには。 現在の声は涼しげで静かなテノール。 あの子守唄の音を少しずらして小さく口遊んだり、鎮魂歌をひとり歌うことくらいしかしない。 もう誰に聞かせるでもない、ただの人間の歌声。 多分父はハノの帰還を喜ぶ。母はご想像にお任せします。

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