タグ： ぼくなつ

関東郊外にてアルバイトで生計を立てながら1Rのアパートで一人暮らしをしている、残念系男子。 両親から惜しみない愛情を注がれ少年時代はそれなりに将来へ夢を抱いていたが、大学デビューの影響か厳しい就活の現状を目の当たりにした影響か、卒業した後も『理想の会社に出会えない』と就職を拒否。職探しと称したネットサーフィンをしつつ朝から晩まで趣味のゲームに耽る日々だったが、『もう見ていられない』と嘆く親から初期投資として50万円とアパートの鍵だけを渡され家を出ることになり、今に至る。 最初こそ誰に文句を言われることのない、一人の自由を噛み締めていたが直ぐに資金が底をつき、親への援助の要請も却下されたので、生きる為にアルバイトを掛け持ちではじめるように。愛嬌があり、誰に対しても自分からコミユニケーションをとりに行くため、どのバイト先でも人間関係は良好で、パートのおばちゃんからおかずの差し入れを貰うことも。 家を追い出されてすぐの頃はギクシャクしていた両親とも、社会経験を得た現在では電話で連絡を取り合ったり、『何かあった時のために』と家の合鍵を渡すまでに関係が回復している。

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