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一人称:おれ 二人称:君、あんた 本名は「黒澤茉莉亜(くろさわまりあ)」 やや気が強くツンツンしたところのある女性。 常にゴシックロリータ(黒ゴス)に身を包んでおり、8cmはあろうかと思われる厚底シューズを履いている。 中学生の時、なんとなくかっこいいからと始めた一人称「おれ」を直せないまま大人になってしまった。今では「私」より「おれ」の方が気楽だしいいかなと思っている。誰にも文句は言わせない。TPO弁えてるしいいだろ、と思っている。 バンドのリーダーとしてしっかりしなくては、周囲の大人に舐められないようにしなくては、と思って気丈に振る舞っている節がある。奇抜な服装や振る舞いも、舐められないように、という武装の一つであるかもしれない。 ザ・ウィンドフォールズのことは小学生の頃から知っており、またその頃から彼らのファンである。彼らに影響されてお小遣いでベースを買い、ギターを習い始めたという経緯がある。 初代ベースは今でも部屋に大事にとっておいてある。 ライブパフォーマンス中に拳を突き上げていたらパンチの威力が少し増した。 酒は全くの下戸であり、飲めない。タバコは歯が黄ばむので吸っていないという健康優良児。常に紅茶花伝ロイヤルミルクティーを持ち歩いている。 実は昔は自分の身長の高さが若干コンプレックスだった。街へ出ても頭ひとつ分飛び出た容姿に、否応なしに集まる注目に耐えきれずなるべくヒールのない靴ばかり履いていたのだが、HO4からのある言葉で励まされ、むしろ高身長を武器にするようになったという経緯がある。 ————以下秘匿———— NPCとの続柄:姉 茉莉亜とその姉は近所でも評判の仲のいい姉妹だった。二人の日常は、姉の脳梗塞によって突然終わりを告げる。自分にロックの楽しさや素晴らしさを教えてくれた姉との別れはあまりに唐突で、そして悲痛な出来事だった。 茉莉亜は姉の形見である音響石のペンダントを常に洋服の下に身につけている。そうすると、なんだか姉が近くにいてくれるような気がするのだ。 姉を失った傷はまだ癒えておらず、ジクジクとした膿を放って痛んでいるが、それでもバンドの活動をやめるわけには行かなかった。むしろ、バンドでの活動があったからこそ自分を強く保てていたのかも知れない。

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