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入江入河 入英 かこう いりえ 外科医をする傍らでちゃっかり精神科医もしている。 一人暮らしで、基本的には人とは群れない。 別に人のためを思っているとかではなくて、人といても特に話題とかもないため。 話題もないし…人といなくても何だか生きていけるから必要時以外は一人でいいか…。という単純な思考から。 精神科医をしている理由は何となく。 だいたいを「なんとなく」、「気が向いたから」、「なんか行けると思ったから」でやろうとする適当なタイプの人間。 人といるときはそうではないが、一人になると怠惰の極みのようになるため、家では裸族である。 服を着るのが、面倒くさいため。 いつも真顔なので感情が死んでいると思われがちだが、実際は割と感情があるし、笑いのツボは浅め。 笑う時は笑うが、昔に比べると笑わなくなった方。ただし、笑いのツボは浅め。（二度目） 少々不謹慎というか、何事にもあまり動じない心をはぐくんでしまったせいか、目の前でカップルが化け物に襲われて死んでもﾝﾌ……ってなりそうになる。 趣味が映画鑑賞で好きな映画がそういう系のものなのもあって人の死に不謹慎。 走ることが苦手で、足も遅い。 ついでに手当の速度も遅いので、命に係わるようなものにはかかわらないようにしてきた。 けがの手当てや急がなくてもいい手当ばかりしている。 手当てというと患者はだいたい痛いんじゃないか…？と怖がるので、手当の際は謎の歌を歌ったりして気を紛らわせてくれる。 真顔で低い声で歌を歌いながらおっそい手当をするさまがだいぶシュールである。 ちなみに歌の速度も遅い。 昔から…だいたい物心をついたころから、悪夢に悩まされてきた。 小さい頃は眠ることすら怖かったし、今も変わらず悪夢を見るが、眠りにつく速度は一人前である。 目を閉じれば億千の星。一番光るお前が居る。 悪夢にもすでに慣れ、もはやスヤッスヤである。 かつては悪夢による寝不足や恐怖心から心の均衡を崩しがちで、カウンセリングなども受けていたが、改善しないので１５歳くらいからあきらめの境地に至っている。 そのあたりからどんどん周り…親や親戚、深く関わる相手が精神的に病むようになり、親と親類は一人また一人と病んでいく。 病み方は誰もかれも決まって、眠らなくなり、眠ることに恐怖し、疑心暗鬼になり、入英に執着し、衰弱していく。 果てには自殺や親戚同士で殺し合うなどして、現在は親も親戚も誰一人として現存していない。 病んで入英に執着し、何故か入英からカウンセリングを受ける彼らを、まあそれなりにカウンセリングしながら、ちゃっかり金は取って（学生時代はお小遣いをもらって）その金でおやつを買って食っていた。 趣味：映画鑑賞 好きな食べ物：メロン 嫌いな食べ物：魚のくろっぽい背脂のところ 好きなもの：お風呂・シャワー 嫌いなもの：においのきついもの 備考：裸族

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