タグ： ドロップアウト･ディスパイア

誕生日：2/19 誕生花：シラー「寂しさ」「変わらない愛」 星　座：魚座 ■性格■ 　穏やかで、おっとりとしている。HO2の庵を弟のように思っており、甲斐甲斐しく世話を焼く。 　庵が淹れてくれるお茶が大好き。緑茶や紅茶、どんな茶葉でも好き。ただ、自分で淹れることについては壊滅的に下手なので、自分で飲む時はティーパック。 　昔は形成外科医を目指していた。困っている人がいると放っておけず、自分になにか出来ないかあくせく考える。 ■容姿■ 　性別は女性だが、一人称は「僕」。元々中性的な顔立ちをしていたため、言わなければ男性に見られる。なお、童顔なので、初めて行くコンビニだと、酒を買うとき「一応」という枕詞がつきつつも年齢確認をされる。常に黒い洋服を身に付けている。 　 ■生い立ち■ 　書道家の次女として生まれる。祖父が有名な書道家。次女なので家を継ぐ継がないの関わっていないが、幼少期から毛筆･硬筆ともに指南を受けているので非常に達筆。 　誰かの役に立ちたいと言う気持ちが強く、形成外科医を目指すが、生まれつき目が悪い事でその夢を諦めた。 ■仕事について■ 　5年前から「遺書屋のキノ」として裏の世界で一目置かれている。「遺書」に執着しており、ターゲットには非常に優しく声をかける。大人しく書く人間には優しいが、書かない、またはそんな相手はいないと言った人間には手のひらを返したように冷ややかになる。どうしても書かない人間には実力行使も厭わない。 　外科医を目指していたので、傷の手当や縫合が得意。縫合は、場合よって死体の偽装に使ったりもする。その際は視力を補うために眼鏡をかける(度は非常に強い)。 　 ■元相棒について■ 　名前は永井 祈織【ながい いおり】。喜乃を遺書屋に加担させたのも、「キノ」という名前で呼びはじめたのも、この男が原因。喜乃との関係性は、高校生からの友人。喜乃にとっては想いを寄せる相手だった。（喜乃が別読みで「キノ」と読めるため） 　きっかけは祈織が人を殺すのを目の前で見てしまったこと。絶句する中、嫌いになった？と悲しそうに微笑まれてしまったが故に、首を横に振ることが出来ず、ひどく思い詰めた様子の彼に寄り添う道を選んでしまう。 　祈織は「キノは誰も殺さなくていい。ただ一緒に居てくれるだけでいいから」と言っていたが「共犯者だから。わたしも、君と同じ色に染りたい」として、一度人を殺している。 　それをきっかけに深い共依存の関係になる。恋人の真似事もしたが、思いは告げあっていない。そんなある日、仕事から帰ってきた祈織は血だらけで、そのまま喜乃の腕の中で息を引き取った。 　それから、女としての自分は捨て、犯罪者として生きて、死ぬことを選ぶ。黒い衣服しか身につけなくなったのも、一人称が「わたし」なら「僕」になったのも祈織が原因(現在から五年前の話)。 　1人でどちらもこなすことに限界を感じ始めた時、道端で行き倒れている青年(HO2)を拾う。 　 ■庵について■ 　三年前、行き倒れているのを見つけて、保護する。拾った理由は喜乃の性格的に放っておけなかったのだが、本音のところはHO2が祈織の外見に似ていた為。なお、意思が朦朧としていたHO2は初めて喜乃と会った時自分を「イオリ」と呼んだのを覚えている。喜乃が名前を決めようと提案した時に「前に読んだそれでいい」と言われる。最初はもちろん渋っていたが、仮初でも、もう一度その名前を呼べる誘惑に負けOKしてしまう。 　遺書屋として二人で活動し始めたのは、庵から「恩返しがしたい」と言われたから。同居しているうちに、喜乃が人殺しをすることに疲弊してきていることを見抜かれて、「手伝わせて欲しい」と進言してくる。こちらも最初は渋っていたが、根負けして相棒となる。なお、仕事の時は「キノさん」。プライベートのときは「喜乃さん」と呼ぶ。 　なお、前に相棒がいたこと、自分の性別など、HO2には言っていない。

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