タグ： ぷろきおん しおうせいらん

不定：被害妄想（６か月か６シナリオ）・フェティッシュ(５か月)・偏執症/執着(１０か月/１０シナリオ） フェティッシュ：ももはなの髪を指に通すのがめっちゃ好き 育ちの技能：キック+30％ 鋭い洞察力：目星＋30％ 格闘センスの持ち主：組付き・キック・頭突きの基礎成功率50％ かつてのクラスでは2番目に成績が良かった。 ただ、別個の、いままでの二人でいる方法はないかと探した約14年。 めぼしい成果も上げられず、それでもまだ何かあるかもしれないと数日にすがって。 突きつけられたのは、最低限の幸せを構成していたものを破壊するようなことで。 自分の根底を壊されて、家族と呼べる人が悲惨な目にあって、次は自分の番となって。 焦燥。どうしたらいいのかわからない間に新しい情報が脳を揺らす。 いやだ、いやだ、いやだ。いやだ！！！！　感情ばかりが先行した。 結局どちらかしか選べない、どちらかを選ぶしかなくて。 自分の目的のために他人を犠牲にするのは問題ない。 自分が今までに相当数の他人を犠牲にしていたのも。 ただ嫌だったのは、彼女が好きだと言ってくれたものを手放すことで。 彼女に自分のおぞましい姿を見てほしくなくて。 彼女と同じに離れない自分が嫌だった。 醜い。おぞましい。疎ましい。自分が嫌。いや。 どうして？ 生まれは変えられない、それはわかる。 でも、思わずにはいられない。 どうして自分がこうしなくてはいけないのか、あるいはどうして自分がこんな目に合わなくてはいけないのか。 彼女とともにありたいというのはそんなにも高望みだったのだろうかと。 生まれたときからともにいるのに。 どうして？　どうして自分が、彼女が奪われなくてはいけない？ ただその生活を続けていきたかっただけというのはそんなにも大それた願いだったろうかと。 結局、どれだけ問おうと願いを裁定するものは自分しかいない。 良し悪しも大小も自分で決める。 ずっと探していた。求めていた。願っていた。 なら、理想と形が違っても、自分というものがいて、彼女が隣にいるということが変わらないなら。 それで。 どうかみないで、こんなにもみにくぼくを。 ねぇ、こんなにもつらい？　こんなに、ぼく、がんばりました。 がんばりましたよね？　がんばったとおもうんです。 なのに、二人でいるという最低限すら叶わなくて？ 足りませんでしたか？　次は何を差し出せばいいですか。 つらい、苦しい。痛い。 だめですか？　なにがいけないですか？　じぶんですか？　いやだ。　ぼくだってひとがいい。 なんで、こんなに、　いや。　いやなのもがまんして、すてて、つらい。 みられたくない。そばにいたい。つらい。ふれたい。いたい。ふれられたい。 くるしい。　いきが、つまる。 生まれたことが罪ですか？　生きていることが罪ですか？　どうしたら彼女ともう一度笑って過ごせますか。 なにが、なにが、なにが。 自分じゃどうしようもない？　どうにもならない？　ずっとこのまま？ いやだ。 だれか。 どうせ。 困惑。疑問。不信。諦観。やけ、あるいはわずかに見えた希望への迷い。 自分は一度捨てられたから捨てられた。 でも、そうすれば死にたくなるほどつらい現実から一転するとわかっていても、桃花がきっと、と思っても、ただ一言、是と言えば救われるとわかっても。 分かっていても。 「桃花」に関することは捨てられないと知った。 「桃花」が自分にとってのすべてで、自分自身の記憶がなくなっても、彼女のことだけ覚えてさえいれば自分たり得ると思っていて。 それと、彼女が渡してくれた思いを受けた自分も、存外大切なもので。 そうだったんだと思い知って。 それでも捨てて。 自分の最低限すら？　捨てなきゃいけない？　記憶のないそれは僕ではないと、思って。 「桃花」が欠けた自分は自分ではないから。 結局、僕が、僕のまま救われる道はないのか？ ないのか。 ばけもの、だからか。 そっか。 自分の中では大きな物を捨てたつもりだったんです。 まだ、だめですか。 ゆるされませんか。 なににゆるされなきゃいけないんですか。 もうやだ。 いってることがわからない。 なんで？　なんのために？　結局捨て損ですか？ 森。いたい。くるしい。つかれた。 もうやだ。ぼくがなにをしましたか。何に許しを請うたらいいんですか。 罰なんですか？　生きることってこういうことですか？ いやなら生まれてこなきゃよかったんですか。 つかれた。いたい。 ひとり？　なら つらい。つかれた。 いっそ。 桃花とずっと一緒。 今の自分はまさに救われた状態で。 あきらめなきゃいけないと思ったことが、これ以上はないとあきらめたことが、全部叶って。 救われていいのだろうかと考えてしまうこともあって、 でもそれを悪いという人も良いという人は自分しかいない。 きっと？　いいや、自分は確かに救われたかった。 自分が自分のまま、彼女と同じ生き物になりたかった。 同じものを食べておいしいと思うことも、気兼ねなしに触れることも、欲を伝えるように熱を混ぜることも、彼女に甘えられるのも、彼女のしたいことを支えられるのも、同じ本を読めるのも、同じ机で勉強をすることも、彼女と、ただ、となりにいれることすらも。 全部、全部、幸せ。 つらくて泣いてたのがウソみたいだけど結局幸せで泣く。

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