タグ： 黒丸coc

言いくるめ、写真術、心理学、説得、図書館、母国語、他の言語(英語)、歴史 名前のイントネーションは、ろ↑く↓ろ→ み→く→り↑ 元気だけが取り柄！と自分に言い聞かせて今日も今日とて残業に勤しむ社畜。 そう自分に言い聞かせているだけで特段体が強いわけでも持久力があるわけでもなく、周囲と比べることがあれば劣っているととることができるかもしれない。本人もそれは自覚している。している上で、それでも今自分は頑張れていることに変わらないから、と強がって笑う。 小説の編集者を志望しているが、出版の仕方について学ぶという体で雑誌の編集者という立場に身を置いている。 「お疲れ様です！鹿路 未来里と申します！えへへっなかなか見ない苗字ですよね！他の方と被らないのでよく覚えてもらえるんです！貴方もこの声と一緒に私のことを覚えて帰っていただけたら嬉しいですね！どうぞよろしくお願いいたします！」 忍耐強いが泣き上戸。酒を飲むと今まで溜めていたものがダムを決壊させたかの如く流れ出ていく。 酔っていても記憶はしっかり残っているため、次の日には持ち前の愛嬌で即行でフォローを入れに行く。 誕生日:1月1日 誕生花:松(時見草)「不老長寿」「同情」「向上心」「哀れみ」「慈悲」「永遠の若さ」「勇敢」 活気に満ちた人。経験が貴方を強くするだろう。余裕があり、人を許せる器がある。誰でも間違いはあるものだ、次からしなければそれで良い。 花言葉ダイス表より イメソン:群青レイン 「いつまでも降り止まない、この雨が止んだ時、あなたはどんな顔で、どんな人と世界を知るのだろう。それだけが今日も、楽しみで仕方なくて」 「きっとあなたがいつか見る世界は絵本の中の世界より、ずっとずっと愛しいものになるから」 これは、未来里の唯一の家族である母が娘を思う曲。 未来里の家族構成は父、母、自分。 しかし父との記憶は幼い頃のものしか残っていない。母と自分で何やら遠出をすることになった父を笑顔で見送ったきり会っていないのだ。 かすかに残っている記憶は、実家から一番近くにある山に流星群を見に行ったことだけ。その記憶すらも時がたつほどさらに霞がかっていく。かつて父が使っていたとされている、部屋に飾られている天体望遠鏡だけがその記憶を確かなものだと肯定してくれるのだ。 母に父の行方を聞いたことが一度だけあったが、「家を出たきり、一度も連絡をよこしてくれないの。そろそろ家族が心配するって思ってくれないのかしら？」と、強がっているのだと幼少期の未来里ですらわかる笑顔を母は見せていた。それ以降未来里は父の行方を聞くことはなく、今はただ女手一つで自分を育ててくれた母に親孝行したいと思っている。 学生時、父がいないことを男子に笑われたことがあったが、全力で言いくるめてその場は収束させた。しかし寂しいと思う気持ちは幼心ながらにあったことも確かで、それでも母には言えないと悩んでいたところに、言葉にせずとも何かを察した母が寝る前に絵本を読んで聞かせてくれた。内容はもう忘れてしまったが、その日はよく眠れたことを覚えている。 未来里の父は会えないだけ、連絡も取れない状態なだけであり、人知れない場所で生きているというのはまた、別のお話。 友人は突出した才能も無く、目立つタイプでは無いが、何気ない日常の傍に居てくれるだけでその時を楽しませてくれるような存在。人はそれを平凡と呼ぶが、飾り気が無いからこそ素の彼を見ることができる。ふとした時に喋り、笑い、困り、時に素っ気なくなることもあるけれど、これは彼なりの照れ隠し。次第にクスリと笑いだし、いつもどおりに戻ってくる。 そんな彼とのお別れは、非日常がやってくるような気がして落ち着かなかった。けれど日常はいつか必ず帰ってくる。だからまた会えるって信じているし、再会の時はこれが当たり前だと言うように、少しの間も感じさせないように話そう。私たちならきっとそれができる。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ