タグ： FemicalJudge

稀代の政治家であり、思想家であり、演説家と言われている男。愛称はグレッグ。 カリスマ性があり、人心掌握術で人々の心を一瞬で掴む事ができる。 もし彼が正しい道を志したのであれば、戦争は起こらず世界平和すら望む事ができただろう。 だが、彼は自分の才能を熟知していながらそうしようとはしなかった。 戦争を好み、戦争というものを愛していた彼は世界に混乱を呼び起こし、世界を火の海にすることを望んだのだ。 彼の演説に心を奪われ、洗脳された民衆は他国を敵に回す事を肯定し、彼の野望に加担した。 第三次世界大戦という戦火の中でさえも彼の支持率は落ちなかった。 そう。国際同盟が動き出して彼を捕らえ、糾弾するまでは。 国際同盟に彼が戦犯者として晒され、ようやく民衆が目を覚ます事ができた。 しかし、その頃には既に取り返しのつかないことになっていたのである。 国際同盟と取引を行い、彼を捕らえる作戦に加担したのはグレッグの片腕であるエドアルト・リヴィンスキーだった。 エドアルトがグレッグに銃を向けて激闘を行った末に、彼を取り押さえて国際同盟に引き渡したのだ。 優秀な片腕であったエドアルトが裏切り、彼に断罪された時、グレッグは高揚して高らかに笑っていたという。 幼少の頃からの親友、盟友であり、片腕でもあったエドアルトの裏切りに対してどう思っているかは彼にしかわからない。 ただ、彼は恨み言を言うでもなく。この状況が面白いと言わんばかりに微笑んでいるだけであった。 その後、彼は国際機関である"国際同盟"より第三次世界大戦の戦争責任を負う戦犯者として死刑を言い渡される事になる。 （グレッグを裏切ったエドアルトは国際同盟の取引の通り身柄を拘束される事なく、民衆の前に晒されることも無かった。 彼の望み通り日本に渡り、日本政府の監視下の元、山村遁寺（※探索者）と名前を変えて余生を過ごす事になる） 牢屋の中にいる彼は死を恐れている様子はない。 ただ、歴史に名を刻んで消える時が来たと、死刑になる日を心待ちにしているようだ。 ※技能値は、2015の陸上自衛隊の技能をもとに取っています。 HOの指定技能＜芸術（プロパガンダ）＞も職業技能で取得しました。 【シナリオ履歴】 ・蹂躙するは我が手にて ロスト。彼らはやれるだけのことはやった。その結果、このような形の終焉を迎えたのだから悔いはないだろう。 最期の間際に、彼は大いなる敵に勝つ事を心に決めた。来世では、きっとそれをなし得る事だろう。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ