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特徴表 2-6 アウトドア派　ナビゲート、追跡、博物学にプラス20 6-3 鋼の筋力　1d6に 2015ディレッタントベース 選択の技能　拳銃、武道 ▼性格 性格は飄々としていて、楽しいことが大好きで、身勝手で、ジャイアン唯我独尊タイプ。 愛はあるよ ふらっと何も言わずに外を出歩く時もあり従者を泣かしてそう ▼一般的な彼のステータス アラブの豪族の三男。 商売が上手く、衣類や紡績、食料品などの流行を類稀なる嗅覚とセンスで嗅ぎ取り、自国に流通させている。 彼のフランクさや話しやすさは日本でも評判がよく、大企業のトップ層にも認められている。 日本で彼の受けがいいのは、彼の祖母が日本人ーー卯ノ花家の人間だったことが大きい要因だった。 彼らは戦争時代に知りあい結婚し、そしてその時からずっと家同士の交流が続いている。 その土壌もあり、日本とアラブを繋ぐ象徴の存在でもあったのだ。 ▼生い立ち 日本では評判でも閉じた自国では異なった。 力を持っていた日本贔屓の祖父が亡くなり、扱いが一気に変化した。 クォーターとはいえ、日本の血が混じっているのでアラブの中では幼い頃から周囲の豪族の子達に虐げられてきた。 耳の中に真水を多量にいれられたこともあり、実は左耳が聞こえにくい。 日本のハーフだった母親は、虐めに耐えられなかった。心が弱かったため幼い頃に逃げ、川に身投げして自殺している。 その事実は外聞も悪く揉み消されているが、彼女の葬式さえあげてもらえなかった激情がこの胸の中にずっとある。 その怒りが変革への起爆剤、そして権力を得るための勉学の動力となり、こうして彼は成り上がった。だが、その薄暗い背景は今となっては父親以外誰も知らない。 そのため大多数の人間からは、彼が口先がうまく、何の苦労もなく生きている金持ちの軽薄な人間に見える事だろう。 深夜まで世界中からの情勢を集めた資料を部屋で1人で見ているのを知っているのは従者と家のものと直属の部下だけかもしれない。 ▼慶との関係 今近くに従えている慶も、生まれた時から自然と自分の横に来るように教育されてきたらしい。 幼少期から引き合わされ、最初はさほど興味はないと思っていた。 家出したその時もすぐに彼につけていたSPから連絡は入っていたが、傍観していた。 だが、川に投身自殺を図ったと報告が入り、彼を個人としてみるようになった。 そこに慶の絶望を感じた気がしたから、そして、自分の母親が被ったからだ。 内情を調べ、あの家の血を引いていない事が分かった。結局卯ノ花家の血筋で苦しめられているのは自分も彼も同じだったわけだ。 微かに息をする彼を見て、今度こそ間に合ったと思った。 飼い主がいないならこの捨て犬を飼ってやろう。 改めてこの男を、今度は自分の意思で横に置くことにした。 自分の元で働くと彼が意思を示した時、 この手で彼に刺青を刻んだ。 この手に堕ちてきたことが彼にとって救いかはわからないけれど。

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