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ひばかり　ないり 「吠え謡い踊れよ人間」HO1 日計とは蛇の一種。噛まれれば一日のうちに命を落とすと言われる。 泥梨とは地獄のこと。 合わせて、噛まれればその日のうちに命を落とし、地獄へ落ちる。……とんでもない名前である。 ■概要 警視庁公安部霊対課所属。日計班班長。 気さくで親しみやすい性格だが気まぐれなところもあり、どこか掴みどころがない。 上司にもあまり敬語は使わない。怒られて初めてちょっと使うかなというくらい。 大体の物事は相手の求めるものや好みを把握し（=心理学/人類学）、平均以上に器用ににこなしてしまう（DEX17）。 極めれば色々と出来るのだろうがある程度のところで満足するため器用貧乏である。 本来の性格は飽きっぽく、自分のためのことはよく面倒くさがる。 しかし班員や霊対課の同僚たちを心から好いており、彼らのためなら本来の実力を発揮することができる。 故に、「一人で何でもできる」が「独りでは何もできない」性質の持ち主だ。 班員は大好きなのでよく絡む。嫌がられても絡む。 また自分のために何かするのが苦手であるため、身だしなみを整えたりといった「自分の世話」全般が苦手。 ついでに朝に弱いし寝起きも悪い。泊りの仕事があった場合は起き抜け3時間は要介護である。 一人称：俺　二人称：お前、呼び捨て　等　割と定まらない。雑に呼ぶ。 低身長に童顔で見た目だけで言えば中学生くらいにも見える。合法ショタ？YES。 自分の容姿については頓着していないが、班員と目線を合わせづらいのは少々気にしている様子。 ■来歴 数代前まで霊媒師をやっていた家系だとかなんとか。今は一般家庭。家族仲は良好。 「地獄」を意味する名前はそんな家系を意識した両親が魔除けの意味を込めて付けたもの。と言いつつキラキラネーム的ネーミングではある。 泥梨自身も気に入っているのだが、酷い名前だと憐れまれたり両親との仲を心配されるのは面倒くさいなあと思っている。 家の由来について本人はあまり気にしていない。強いて言えば霊感がちょっとある程度。 それでも何かしらに活かせるのではないかと思いなんとなく霊対課に入った。 霊対課に所属したのは3年前。学生時代から霊対課に所属するまでは、その器用さから周囲には優秀だと言われ、大きな障壁にぶつかることもなく平和に過ごしてきた。 その代わり特に趣味や目標、やりがいを見つけることもなく、他人と関わることも少なく、なんとなくふわふわと生きてきた。 仕事を始めてから、仲間と一緒に、仲間のために頑張ることの楽しさを知る。 今は仕事をしている時……というよりは同僚や班員と一緒にいる時間が一番楽しい。 若手ながら班長の役職に就いているのは、その方が泥梨のポテンシャルを引き出せるから…だろう。多分。 #fcc800：向日葵色 ※以下秘匿内容※ ■笹川晶との関係 笹川は泥梨が霊対課に所属して初めての相棒である。男性、28歳。 泥梨より半年から1年ほど先に所属しており、泥梨が配属されてすぐに相棒として宛てがわれた。 今でこそ同僚の全員を好いているが、そのきっかけとなったのが笹川であった。 相棒となることで、今までなんとなく生きてきた泥梨に生き甲斐や楽しさを教えたのである。 そのため、どれだけ他人と関わるようになっても笹川の存在は特別だった。 笹川が行方不明になった当時は寝る間も惜しんで必死に捜索した。今でこそ落ち着いたが、笹川を探すことを諦めてはいない。 仲間が行方不明になったり殉職することについては、仕事柄そういうこともあると理解してはいる。 それでも絶対にあってはならないことだと思っている。自分のモチベも死ぬから。 「お前らも行方不明になったりするなよ。もしそんなことがあったら俺が地獄の底まで追いかけて探し出すからな」 なので命を賭けるとか自分を犠牲にするとかは割と地雷。 なお自分が危険な目に逢うなんてことは毛ほども考えていない。 遠距離武器を好んで使用するのは、遠くにいても必ず見つけ出せるようになんて考えがあるかもしれないし無いかもしれない。 ■秘匿HO ◆HO1秘匿情報 　昔、貴方と組んでいた相棒が行方不明となっている。 　相棒の名前は笹川 晶(ささがわ あきら) 　詳細な関係性及び、性別の設定は自由にして構わない。 　ただ、貴方にとってその人物は唯一無二の存在であった。 　行方不明となった事件の名前は、2年前の【NJ-048】 　未解決の広域呪術事件である。この事件そのものにはHO2も直接的に捜査として加わっていないため、詳細は共有していない限り知らないだろう。 　元々は笹川 晶と、薬師寺 湖珠（やくしじ こだま）という女性と共に活動していたのだが、薬師寺も笹川の件があって少ししてから、彼女も一身上の都合にて別のところへ異動となってしまい姿を見ていない。 　HO2及び遠山 薫（とおやま かおる）は過去に自身の相棒が行方不明になっている、ということを知っている。 　それらのごたごたの処理やら、稲原から気遣われての検査等の後に、独立して班を任されるようになっており、HO2はその時に自分の右腕としてあてられている。 個別使用可能術：ヒトガタ 　1日に1回、己の魔力を込めて人の形を模した人形を作ることができる。　 　1度に作れる数は任意で、1個作成するごとにSANを1d3、MPを1d3消費する。 　シナリオ開始時に所有するのは1個。 　譲渡可で、ほかの人は1人1個の制限となる。 　この具体的な形状や素材は好きにして良いが、人のような形をしている必要がある。 　ヒトガタを使用すると、SANcによるSAN減少を1回のみ半減させて壊れる。 ------------------------------------ ◆関連用語 ケースナンバー：NJ-048　えぬじぇーぜろよんはち　 　日本国内広域呪術事件。 　発生時期は2年前。 　その被害にあった遺体は悲惨なモノで、火の気が全くないところにおいて内臓や肉が焼けただれ絶命していた。 　1-2件であれば特殊環境下における人体発火現象ともとれるのだが、しかしそれが広域的・連続的に起こったために霊対課の預かるところとなる。 　結局はNJ-048を引き起こした犯人は捕まらず、そのうちに被害者が出なくなったことによって未解決のラベルを貼られることになる。 　この事件の捜査中に、広域霊威対策課の職員「笹川 晶」が行方不明となる。 　 　HO1、薬師寺と別行動をしていた間に笹川は姿を消した。 　最後に笹川がいたと思われる場所の周辺には、大量の血痕が残されていた。 　DNA鑑定によって、その血液は笹川のものだと判断されている。 　それから、笹川の姿はこれから全く見かけておらず、どれほど手を尽くして探しても見つかっていない。 ------------------------------------ ◆関連NPC 笹川 晶　ササカワ アキラ 　HO1の相棒。性別はHO1の任意。20代。 　明るくHO1のことを気遣い、相棒として頼りにしている。 ※外見はこちらで用意しています(男女どちらでも対応可) 薬師寺 湖珠　ヤクシジ コダマ 　冷静で寡黙的な性格の女性。 　あまり深く人と関わろうとはしていなかったが、腕は立ち仕事が出来る。

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