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『アスクレピオスの杖』：《医学》で回復できる、ダメージを与えられる数値が1ｄ3+3となる。これは《医学》を《戦闘技能》としても使用できることを意味する。また、一目見るだけで生死が判断できる目を持っている。 22歳から研修医、つまり飛び級を行っている優秀な医師。 世俗的なことにやや疎い面はあるが、知的好奇心が旺盛で外交的、真面目で素直な性格である。 医学関連の知識は他の医師と比べても引けを取らないが、あくまで知識であって経験は劣ると、先輩を立てるタイプ。 烏橋と桂馬のことを、それぞれの施設の院長としても、自身の里親とその友人としても、深く尊敬し慕っている。 （烏橋とは大学時代まで同居していたが、大学卒業を機に独り立ちした。） 平野に対しても敬意を以て接するが、懐妊してからは、実母のこともありどうか母子ともに無事でと内心案じる毎日。 『アスクレピオス』については、AIであるときちんと認識し区別したうえで、子供の世話を焼くように接することが多い。 『父』と『双子のきょうだい』には、会いたいと思う反面、既に自身にとっての家族は烏橋であり、『父』と『双子のきょうだい』がそれぞれ健やかで幸せに暮らしているのであれば、そのことを知るだけでいいとも思っている。 自分以外の誰かの「命を紡ぐ」ことに関して、本人の意志と、環境と、才能が、素晴らしい形で噛み合った「医者」。 故に、自分自身の「命を紡ぐ」ことに関して、――「医者」以外の己の感情や願望や将来設計に対して、ひどく希薄で無頓着。

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