タグ： 陽乃桜都

大和　充（やまと　みつ）22歳 ベース：クトゥルフ2015　ダンサー 派手なファッションに身を包むのが好きな、後輩系男子。 短期バイトや派遣などでお金を稼ぎながらダンサーとして活動をしている。 イベントへの出演や大会等への参加の他、「踊ってみた」を動画サイトに投稿もしている。 素直で人懐こいため、かわいがられることが多い。しかし空気を読まない発言や不思議な行動をすることもしばしば。 外に出ることが好きで一人キャンプやハイキングなどに行くこともあるが、疲れやすいためわりとすぐ満足して帰宅する。 一人称「俺」二人称「～さん、～君（年下に限る）」 （過去） 親族間の派閥争いが激しい家に長男として生まれたため、跡取りとなるために幼いころから厳しい教育を受けた。 元来頭の良い方ではなかったが回転は速かったため、大抵のことは機転をきかせてなんとかしてきた。 しかし次第に両親の要求がエスカレートしていくとそれだけではカバーできなくなり、「出来損ない」というレッテルを貼られてしまう。 10歳のときに弟が生まれ、その弟は自分と違いなんでもできる「出来の良い」子だった。両親は当然のように弟を可愛がり、比例するように充の居場所はなくなっていった。 高校卒業時に「お前みたいなやつは出ていけ。もうこの家には必要ない。」と言われたので家を出る。以来両親とは連絡を取っていない。 弟との関係は悪くはない。が、自分と関わっていると両親が余計なことを言うためあまり話したりしないようにしていた。（勉強の合間に隠れて遊んでやった程度）弟はなぜか自分のことを慕ってくれていたが、それがなぜなのかは未だにわかっていない。 彼は自分が不出来なせいで家庭に関する責任や両親の重圧を全て押し付ける形になってしまったことに負い目を感じている。 家を出た後もたまに連絡をとっているが、自分からアクションを起こすことはない。 （ダンスを始めたきっかけ） 入学して間もなく、たまたま仲良くなった友人数名と部活見学に向かった。なんだか浮足立った空気の中、充はどうせ両親が許してくれるわけもないので興味なさげに皆の後をついていった。 ふと、ダンス部の練習風景が目に飛び込んできた。軽快な音楽に合わせて踊る彼らがひどく楽しそうに、魅力的に見えたのだ。しばらくぼーっと見つめていると「ダンス部はいんの？」と声をかけられた。声のした方を向くと、そこにいたのが「吉引　奏（きびき　そう）」だった。 入る気はないし、入れない。どうせ両親が認めてくれない。と返せば「でも、やりたいんじゃないの。そんなに目キラキラさせて」と。そんな顔をしていた覚えはないので思わず呆気にとられてしまった。彼はうーんと何か考えたのちに「じゃあ俺が教えてやるよ！」と言ってのけたのだ。 それが充と奏の出会い。 それから奏は自分がダンススクールに通っていること、部活はもともと入る気がなかったがたまたま見に行ったらじっと立ちすくんでいる充が気になったから声をかけたことを教えてくれた。そして自分のスクールがない日の放課後、昼休みなど充にダンスを教えてくれた。 それは充がそれまで経験したことのない「楽しさ」で、どんどんダンスにのめり込んでいった。 奏とも仲を深めていき、彼が出演するイベントを見に行ったりもした。 高校を卒業し、奏は充に「チームを組もう！」と持ち掛けた。充は二つ返事で了承し、ともに大会に出場したりイベントへ出たりした。それはとても楽しく、充実した日々だった。 ある晩、奏が不意に「充はダンスの神様に惚れられてんだよ。これからも続けろよな。」と言ってきた。何言ってんだよ、これからも二人で踊り続けようぜ、と笑って流したが、充は妙な胸騒ぎを感じていた。 その数日後、奏が事故に遭い大怪我を負った。ソロで出演したイベント、ステージ上での出来事だった。幸い命に別状はなかったが完治したとしても足に後遺症が残り、ダンスは続けられないかもしれないという話だった。 充は病院に通い奏を励まし、また絶対一緒に踊ろう、大丈夫だと言い続けた。奏は少し寂しそうな笑顔を浮かべていたような、気がする。 奏がいなくなってしまった。あらゆる連絡手段が絶たれ、病院からも家からも姿を消した。充の手元に残されたのは、自宅に届いた一通の手紙だけ。 彼は今も踊り続けている。いつの日か親友と見つけ出すため、そして再び共に踊るために。 （その他） 家庭での経験から彼は「愛されたい」「必要とされたい」と願っている。（無意識化で思っているため、本人に自覚はない） しかし近づきすぎるとかつての親友のようにいなくなってしまうかもしれないと思ってしまうため、不可思議な言動で人との距離を保っている。 特徴表 2-6《アウトドア派》 暇さえあれば季節を問わず、野外活動に繰り出している。【ナビゲート】【博物学】【追跡】にそれぞれ+20％ 3-7《俊敏》 どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。【回避】の基本成功率は、通常の[DEX×2]ではなく[DEX×5]である。 2021.08.08　ナインルーム　生還 不定の狂気　心因性難聴（5カ月） 2021.8.22　注文の多いティーパーティ　生還 ※以下秘匿バレ※ （ナインルーム秘匿について） 宇宙人にさらわれたのは親友がいなくなった後。 ダンサー仲間や派遣先などで宇宙人について話したが、普段の言動もあってか信じてもらえなかった。まあ信じてもらおうともしていないが。 協力ってなんかするんかな…としばらく考えてはいたが、それから特になにもなかったので深く考えることをやめた。なんでもいいけど死にたくはないな～と思っている。 生還後処理 家族の話は全て架空である。親友はいつ出会ったのか定かではないが、実在する。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ