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2015 私立探偵ベースに作成 Εвдокия・Αйратовна・Βознесенский 剣舞を踊るようにサーベルを扱う。舞い手として行脚しながら情報屋を営む。 「これはとある女の物語。 女は捨て子でした。物心ついた頃にはスラム街で暮らしており、周りの大人たちとあらゆる価値あるものを売買して生きてきました。 女は薄汚い格好をしておりましたし、ろくに食べておりませんでしたので、ひどく痩せておりました。しかしどこか品のある顔立ちをした娘でした。それが目に留まったのか、ある日近くを通りかかった紳士は女を引き取りました。 紳士は良家の当主で一人息子と奥様と暮らしておりましたが、娘がおりませんでした。当主は女を大層可愛がり、伝統的な剣舞の舞い手として育てました。 良家の娘となった女は豊かな暮らしを与えてくれた恩返しにと、必死に勉学に励み剣舞の腕を磨きました。毎日が輝いて、全てのものが美しく見えました。 ……しかしそれは束の間の幸せにすぎませんでした。流行り病に伏した当主は、たった数年で亡くなってしまったのです。 もともと当主の愛情が他の女に注がれるのをよく思っていなかった奥様は、当主亡き後女を追い出しました。一本のサーベルと少しの食糧を餞別に。 女はその後力をつけ、授かったサーベルで一家を殺して家ごと焼き払ってしまったそうな。 こちらがそのサーベルでございます。 うふふ、おもしろかったでしょうか？ あら、信じましたか？ただの作り話ですよ旦那様。 それでは北方の美姫による剣舞をどうぞご堪能あれ。」 エヴドキーヤ;愛顧 (略称)ドーシャДоша、ドゥーニャДуна (愛称)ドゥーネチカДуиечка 父:アイラトАйрат;恵み、慈善 ヴォズネセーンスキイ;復活 姓は聖職者につけて貰ったもの。普段は名前しか名乗らない。 一人称:私 二人称:あなた、旦那様 舞踏会名:ラウラ;月桂樹 『クトゥルフ・オブ・ザ・マスカレード』エンドＢ「星屑の舞踏会」 SAN65→79、回避+13、サーベル+6、図書館+3、芸術(ダンス)+71 【銀鞘の剣】　 ダメージ　１Ｄ１０＋１　耐久30 いつの間にか腰につけられていた、美しい純銀製の剣。軽く、振りやすく、実用性も兼ね備えている。 刀身のところにはフランス語で「親愛なる「セス・グローヴァー」「エヴドキーヤ・アイラトヴナ・ヴォズネセーンスキイ」へ。ありがとう」という文字が刻まれている。

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