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飛鳥井 紫嵐(あすかい しらん) 「飛鳥井 紫嵐、って言うんだ。よろしく」 「あ、はは。どうにも記憶が無くてね。根津組長に拾われて、名前や居場所を貰えたのは本当に幸運だった。うん、感謝してるよ。心の底から」 「あー、うん。分かってるよ、俺の医術が違法であるのは。でも…ほら、俺記憶がこんなんだし身分証明も何も出来なくて試験もどうしようもなくて。…だから、その…ごめん、ここだけの秘密でお願いね」 「あ、あの、細田さん！腕引かないで！俺流石に自分で歩けるから！ア、イヤナンデモナイデス」 記憶喪失の男性。名前も何も分からずにいた所を暴力団組長の「根津」に拾われる。 最初は何も分からずびくびくしていたが、名前や居場所、生き方を貰えた為に今では大きな恩を感じているしいつか恩返しが出来れば、と思っている。 医者になれば傷付き帰ってくる組の人たちの手助けが出来る、という思考になり、そうなる為に馬鹿みたいに勉強をし、頭に叩き込んだのではあるがいかんせん大学に通うお金も無ければそもそも通う為の自己証明の手段もない。 それでもその知識がある以上、怪我をして帰ってきた人達を放ってはおけず度々治療をする事に。最初は法に触れない応急処置のみをしていたのだが気付けば薬の処方やら切開しての銃弾の摘出なども行い始める。本人も流石にこれはまずい、と分かっているのだがそれでも命の方を優先させている。 イメージソング:ナンセンス文学 『異物への耐性』……POTを抵抗表で競う際に成功率20％上昇 『急速な回復力』……耐久力回復ロールの結果に+1

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