タグ： ver2

≪秘匿込みの設定：天使の日記≫ 半年前：『幽霊』と名乗る人物に拾われた。理由を尋ねたがただの気まぐれだとしか答えてもらえなかった。幸いにも言葉は通じる。けれど、自分がどこから来たのかはわからない。車の中で言われるままにおにぎりを食べた。 拾われた翌日：車内にあったガラスで、手を切った。血を見たとき、どうすればそれが治るのかを感覚で理解していた。「幽霊」がそれを見て驚いた顔をしたので、この力はあんまり人前で使わないほうがいいと察した。 拾われて一週間後：連れられたそこは病院であった。栄養失調だったらしく、しばらく入院となった。暇だったので退屈しのぎにたくさん本を読んだ。やがて、私は自分の記憶や力について調べたいと思った。 拾われて一か月後：体調も良くなり、私はますます人体についての調査にのめり込んでいった。心理学、医学、薬学などなど。私は、そこに自分の記憶や力についての情報があると期待していた。……結果は芳しくなかったが。 拾われて三か月後：どうしても本の記述だけでは限界があったので、ある時「人体実験」を行った。あいにく法律は勉強していないので、非合法だの倫理に欠けるだの言われても困ってしまう。結果的に病気を治したんだからいいだろう。 拾われて四か月後：行く当てがないと相談したら、病院の雑務を手伝ってもいいといわれた。待合の人たちの話し相手になるのも悪くない。 拾われて五か月後：久しぶりに「幽霊」の顔を見た気がする。近々私に頼みたいことがあると言っていた。「幽霊」には拾ってもらった恩がある。私ができそうなことくらいは協力しよう。 ≪秘匿抜きの設定：概要≫ 天使　啓（あまつかい　けい）　コードネーム「天使」 「幽霊」が懇意にしている病院で働いている。「幽霊」が半年前に突然組織に加え入れた。本職の医者顔負けの確かな技量と、相手に寄り添う確かな話術で信頼は厚い。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ