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クトゥルフ PC作成ツール
市橋 翔
ID:4040092
MD:0ca5467fee15cf17cb4cb33f1d080b63
市橋 翔
タグ:
ソープスクール
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
「理科は好きか?俺も最初は嫌いだったよ」 中学校理科教師。 生徒からはあまり好かれていない。 その理由の一つは顔面のケロイドである。 小学生の時に発症し、遺伝的ケロイド体質と判断された。 小学校時代のクラスメイトにはそれを受け入れてもらえなかった。 これが原因でいじめられることとなる。 ケロイドは感染する病気ではないが、そんなことは子供には関係なかった。 物を隠されたり、仲間外れにされるなどは軽い方だった。 チョークの粉をケロイドにまぶされたり、給食にゴミを入れられたり。 誰かが皿を割った時に謝りに行く役目はいつも彼がやらされた。 殴られないように逃げ、隠れることが上達した。 顔色を窺う力もついた。 いじらめられていた際、担任に相談するも笑い飛ばされる。 「子供の遊びだろう」「背が高いんだから負けずに過ごしなさい」 ああ、この人はダメなんだ。そう気づくことができただけでよかったと自分に言い聞かせた。 隣のクラスの担任にもダメ元で相談した。 結論から言うと、彼は『当たり』だった。 校長にも掛け合ってくれ、一時はいじめも緩和された。 しかし一週間後、目の前には頭を下げる彼がいた。 若い彼の顔には深いクマがあり、明らかな疲れが見て取れた。 学校というシステムはどうしようものないものなのだと、そう理解した。 それでもその教師はそれ以降もできる限りのことをしてくれた。 時間さえあれば勉強を教えてくれたり、現場に立ち合えば叱ってくれたり。 両親とも話してくれ、良さげな病院を紹介してくれたこともあった。 苦しそうな顔で転校の提案をしてくれたのも彼だった。 その頃いじめは酷くなる一方であった。 だが、翔はその矛先が自分だけに向けられているわけではないと気づいていた。 しかし強い後押しを受け、転校することを決めた。 手続きも全て彼が行ってくれた。 「20歳になったら集まろうよ」 形だけのお別れ会で、学級委員がそう言った。 彼らからしたら今までのことは全てなんでもないことなのだと、そう思っているのだろう彼らに、心底ぞっとした。 転校してからもお世話になった彼とは手紙のやりとりをしていた。 こちらの学校では誰も悪く言わないこと。 かっこいいとまで言ってくれた子がいること。 先生が教えてくれた理科が得意教科になったこと。 先生のようになりたいと思ったこと。 頻度こそ高くはなかったが、定期的なそのやりとりを欠かすことはなかった。 先生も、毎回毎回丁寧に返事をくれた。 その手紙の束は今でも大切に保管している。 大学2年のある日、先生からの手紙を読み返した。 子供だったあの頃は気づかなかったこと。 全ての手紙を一度に読むことで分かったこと。 彼の筆跡は、日を追うごとに乱れていた。 小学校の先生らしく、大きく読みやすかった彼の字は、僅かではあるが、一通ごとに変化していた。 分かりやすかった文章も、違和感を覚えるものへと変わっていった。 小学生の自分は気づくことができなかった。 長らく返事が来なくなり、小学校卒業と共に感謝を綴った手紙を改めて送ったが返事がなかった時も、忙しいのだろうと片付けてしまっていた。 先生の手紙を読み返す前。 形だけのお別れで告げられた同窓会の約束。 彼らには倫理観はなくとも約束を守る頭はあるらしい。 たった2クラスしかなかったあの学年同窓会の招待が送られてきた。 先生も来ると書かれたそれを見て、行ってやるかと思ってしまった。 大きな迷惑をかけた。 でも、あなたのおかげで今こうして普通に暮らせている。 教師を目指すための勉強もしている。 あいつらと会いたくはないけど、ほんの一瞬、あの人に会えたら。 そうして参加した同窓会はまあ、最悪なものだった。 とはいえそんなことは分かっていたことだ。 顔を合わせるやいなや「え、来たの」とも言われ、今でも慣れないあの呼ばれ方も囁かれ、あからさまに追いやられもした。 担任だったあいつはどこから聞きつけたのか、教師志望であることを知っていた。 もうだいぶ出来上がっていたのだろう、赤い顔で「まっさかお前がなあ〜。俺に憧れでもしたのか?良い選択だなあ!」と言いながら背中を叩いてきた。 だがそんなことはどうでもよかった。 しかしあの人はどこにもいない。 初めは遅れて来るのかとも思ったが、流石に遅すぎる。 そう思い、当時あの人のクラスだった人に聞いた。 彼のクラスの生徒から直接的になにかをされたことはなかった。 助けられたということももちろんないが。 しかし、話しかけた相手の反応は最悪だった。 明らかな嫌悪。 「知ってるでしょ」とだけ告げられた。 本当に何も知らない。今日はあの人に会いに来たんだ。 どうか教えて欲しい。 そう食い下がった。 嫌な予感はしていた。 いや、そもそもあの人からの手紙が途絶えた時からおかしいとは気付いていた。 気付いていて、その気持ちをどこかに追いやっていた。 認めたくなかった。 あの人は何も言わずに手紙を返さなくなるような人じゃない。 引っ越したとしても、きっと引越し先の住所を教えてくれるだろうし、忙しかったとしても卒業を祝う手紙はきっとくれる。 そういう人だった。 顔に浮かぶ感情が嫌悪からやり切れなさに変わった同級生は教えてくれた。 「あんたが殺したようなものじゃない」 あんただけの先生じゃなかったのに。 そう言って、彼女は席を移動した。 参加費を適当な机に置き、店を出て、家に帰った。 そうして、数年ぶりにあの人の手紙を読んだのだ。 手紙が来なくなったあの時期、彼は重度の精神疾患、過労による身体のふらつきを抱えていた。 原因は翔のクラスの生徒からの執拗な嫌がらせ、先輩であった翔の担任からのパワハラ等、そして生徒の親からのクレーム、日々の残業。 それらが重なってしまったある日、彼はバランスを崩し、自分を支えきれずにホームに落ちた。 教職試験は難なく合格した。 小学生時代以来得意教科であった理科の教師になることができた。 彼は教師の何気ない一言が生徒の心に一生ものの傷をつけることを知っている。また、その逆もあることも。 一生も覚えていてくれなくていい。 恩師になんてなれなくていい。 できる限り多くの生徒が、この3年間を何事もなく、笑顔で過ごせるように。 美影に対してもそう思って接していた。 しかし、手助けできればと思う反面、何か一つ言ってはいけないことを言ってしまい、悪い方向に向けてしまってはと考えてしまうところがあり、踏み込むことができなかった。 彼の人生には後悔しかないが、まだ彼が後悔を知る前に恩師に教えてもらった言葉がずっと心に残っている。 「後悔するのは、今だったらもっと上手くできるからだ」 「それを積み重ねたものが人生なんだと思うんだ」 「これは、マンガの引用なんだけどね。でも、本当にこの通りだと思うんだよ」 「いつか翔が後悔した時、こう考えて欲しいと思うんだ」 彼はそう言われてきっぱりと前を向けるほど強くはなかった。 だからずっと自分に言い聞かせている。 「後ろを向いてても、仕方がないだろ。いつもあの人は俺の前にいたんだ」 「教師という仕事は、他の誰よりも……小説家よりも、アナウンサーよりも、一言を大切にしなければいけない仕事だと、思うよ」 「何かを変えるために教師になったんじゃない。大切なものを変えられてしまう子を出さないために、今、こうしている」 -小野理央 「いや、死んでるんじゃなくてこれが限界なだけだ」 教育実習先が有名大学附属中学の彼女のクラスであった。 まだおてんばが抜けていなかった彼女は「先生、目死んでませんか?」と発言した。 ケロイドを隠すためのカバーメイクについて調べ、教えてくれたのが彼女。 (翔自身はめんどくさくて自分ではやらない) 経営者になると決めた彼女が唯一理由を話したのが翔である。 「何をしたって後悔しないことなんてほとんどない。そして大抵、それを一番責めるのは自分だ」 「……何を言ってるかあまり分からないわ」 「それでいいよ。未来なんて知ったこっちゃない」 「私の話聞いていたかしら」
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歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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