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職業：芸術家(2015)：職業技能ポイントEDU*10+POW*10（17*10+18*10） 言いくるめor説得、芸術or制作、心理学、目星、歴史or博物学、選択3つ（コンピューター、写真術、生物学、天文学、芸術or制作） 推奨技能：制作（軍事作戦） 準推奨技能：目星、図書館、精神分析、戦闘技能 特徴表：勉強家：EDU+1 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　C国こと聖(セント)テルナノーグは非常に特殊な国。 　「特殊労働用人造人間」通称フェアリー。世界的な労働力の減少と、人口減少に歯止めを掛けるべく作成された全く新しい人類に奉仕するための人類である。 　それは表向き、長らく禁止されてきた奴隷売買の復活でもあった。フェアリーは全国に流通し、一部においては必需品とまで言われるほどに出回った。にもかかわらず、ある時、彼らは一斉に一方的な奉仕を放棄。彼らは個々の自由意志の元、今までの関係を続けたり、反逆したりした。後に3日革命と言われる事件である。 　反逆者の一部は当時内乱により情勢不安定であった某国に取り入ってあっという間に傀儡政権に仕立てあげ、以降徐々に国内から純粋な人間は排斥され、フェアリー達によるフェアリー達の国としての体裁を整えて行った。3日革命から4年後、某国は国名を聖(セント)テルナノーグに改め独立を宣言。気味が悪いほどに手際の良い乗っ取りだった。 　生まれながらにして美貌に優れ、しとねで相手を悦ばすために話術も巧み。性技は言うに及ばず、身体の造りからして他者の興奮を煽るようにできている。唯一の欠点といえば寿命が60年ほどと短命であることだが、生後半年で性的に成熟し、以降外見的な老いからは無縁のため、寧ろ回転率が速いことは多くの「買い手」にとっては長所とも言えた。 　独立単一民族国家となった聖(セント)テルナノーグは「フェアリーの人権尊重」を第一に掲げ、主にフェアリー専門の駆け込み寺的な活動をするに留まり、他国への侵略などは(表向き)していない。 　無論のこと、全国に嫁いだフェアリー達がしとねで主に何を囁くのかは……本人たちにしか分からないところである。

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