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☑︎名前┊︎弘原海 郁(ワダツミ-イク) 一人称：俺、僕 二人称：アナタ、アンタ、君 ────────────────────── ☑︎職業┊︎化学の先生 ↳ベース：大学教授 職業技能ポイント：[EDUx20] 職業技能：信用、心理学、説得、図書館、値切り、ほかの言語 次の技能から専門分野として２つ選択→医学、科学、考古学、人類学、生物学、地質学、電子工学、天文学、博物学、物理学、法律、歴史 特記：[信用]に+10%のボーナス。大学の関係者に対しては[信用]に+20%のボーナス ────────────────────── ☑︎詳細情報┊︎ 嗚呼、面倒だ。何もかもが面倒だ。考えることも感じることも好くことも、嫌うことすら面倒だ。そうして日々怠惰を貪る男が、弘原海郁である。常に人と距離を取り、更に壁を作り自分を隠し、自分の世界を守る。表情という表情は無く、貼り付けたような薄ら笑みと仮面の剥げ落ちた無表情以外を見た事がある人間は少ない。十人十色といえば聞こえはいいが、我々人間という生物は、同じ種族なのに分かり合うには難しいと思う。 人は、産まれる家を選べない。子供は親を選べない。選ばれた等と思うのは承認欲求が悪化して出来た強迫観念、それから少しの現実逃避。例にも漏れず、自分も産まれる家を選べなかった。産まれてからずっと、産んだ親に毒を仕込まれた。それが日常でそれが当然だったから気にした事も少なかったが、6歳の頃の事故で歪みに気付く。無知とは幸せなものだった、それからが地獄だ。どんなに人と接しても自分が蝕むかもしれない恐怖、おまけにその後の孤児院の記憶は綺麗に飛んでいるくせに呼吸ばかり苦しい。薬が無いと不安で不安で仕方が無い。それらに藻掻くうちに──疲れた、面倒臭い。そんな根底を作りあげた。 化学教諭になったのは、単に引き摺るように生きてきた中での興味深いジャンルで、知識として長けていたから。それから、学校は人こそ多いが教師の個等凡そ"良く"あればどうでも良く、その上子供時代に置いていかれたような自分でさえも大人と認識される。人間関係は面倒だが、生徒との関係構築に疲れた大人達が此方を見ることは稀で、この仮面に触る人間はいない。それが、心地良くて。だから、"化学の先生"として、此処で細く息をする。 ────────────────────── ☑︎個人技能取得理由┊︎ 回避：人に近付きたくない、触られたくない。うっかり怪我をした時なんかは特に。 聞き耳：周囲の音を気にする癖が元からある。大元は母親が神聖な蛇の毒とやらを混ぜてる些細な音を拾い始めたこと。 目星：観察力は培って損がない。化学なんて瞬きすら惜しいのだから。 ────────────────────── ☑︎録音┊︎ 「どーも、こんにちは？化学の先生、弘原海郁。ワダツミって海神とも書きますが、別段海は好きじゃないでーす、あはは、……まー、よろしくお願いします」 「ァー…、…はあ、今日も行くか。やっぱり外なんか出るもんじゃないんですかねぇ」 「薬、くすり、クスリ、どこいれたっけ、……ああくそ、はやく、」 ────────────────────── ☑︎通過シナリオ┊︎ ステガノグラフィ - 生還

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