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UGN特殊感染症対策部の一員として姉の神藤天音と一緒に行動する少女。姉とは2歳ほど違うらしい。 　天音は中学生になる前に家を勘当され、その後ママとなるフェルとティナの夫婦に出会うことになるのだが、羽々音の場合はというと本性を現した神藤家もといFHセル”アリコーン”によって実験体にされる。天音は目の上のたん瘤だったのだ。そして非道な実験が繰り返され羽々音もオーヴァードへと至った。が、羽々音の能力をさらに兵器転用するためジャーム化するように、食事にαトランスが混ぜられたり実験と称して人為的に暴走させられたりした。羽々音は暴走している時に見境が無くなる癖があったためにそれを調整しようと実験されていたが、暴走に暴走を重ねた結果彼女は目に映る全てを切り刻んでFHセルは壊滅状態に陥らせた。周囲が更地になるほど暴走し、暴走が解除された時にあったものは物言わぬ肉と元が何だったのか分からない塵と地面だけだった。今までの実験から解放はされたが今度は生きる気力を失い、ボロボロになった服装で衰弱死するところだったが、当時旅行しに来ていたフェルとティナの夫婦に拾われた。回復後姉がいるはずのアカデミアに転校、姉と感動的な再会と報告をしたのち拾われたのが同一人物だったことが判明。以前より仲が良くなり当時天音が開いていた「ラグナロク」という何でも屋に加入。仲良し姉妹として色々なことを経験し、留年したせいで天音と何とか一緒に卒業。姉が就職したUGN特殊感染症対策部に就職した。 ・・・・・・ここまでは普通だったのだがここから羽々音にとってハテナマークが大量に浮かんでしまうものに変わっていく。まずUGN特殊感染症対策部はティナが部長を務めナンバー2にはフェルがいるのだが、他のメンバーからは「隠し子発覚！？」や「天音と姉妹！？」などと可愛がられ、メンバー自体も真面目な時は真面目だがそれ以外の時は大体ゲームしながら会話していたり、ティナがバロールでディメンジョンゲートを持っていることをいいことに世界中の美味しいものを求めて旅をしたり、新歓と称してスマ〇ラ大会が開催されたりと、よく言えばお祭り大好き、悪く言えば騒ぎたがりな部署だったために、アカデミアで聞いたUGNの活動とは程遠いものに度々辟易することもあった。人懐こかったために雰囲気自体はよかったのだが、真面目とは真逆の雰囲気だったためにイライラが爆発して暴走しそうになったこともある。ただ、そこは実力派な特別支部、事件があればその場所や能力が適した人員を派遣して解決したり、支部が壊滅したのなら臨時支部を立てて殲滅が終わり周囲の安全確認が取れれば日本支部など各国本来の人員に引継ぎをして帰還するなど、任務時とそれ以外の時のギャップに風邪をひいてしまった、という方が正しいだろうか。もちろん今ではもう慣れてしまって一緒に遊んだりもするが、当時は少し付き合いづらかった。そのためママに依存し、プレゼントは大切に保管したり着用したりして、愛も重くなっていった。 彼女が所持している剣は銘をカレドヴールッハと言い、直剣ではあるのだが持ちやすいからか逆手にして短剣のように振るっている。ちなみにこれはアカデミアに行く前にママから餞別としてもらった遺産だが、よくよく聞いたところ、このUGN特殊感染症対策部で管理・保管していた物であり、適合するとは思っていなかったとのこと。 性格としてはそっけないが、実験の影響で感情が薄くなっているだけで人並みにはある。ただママや姉に依存しているからか愛がすごく重い。 UGN特殊感染症対策部（Special Infectious Disease Strategy Department,SIDSD）とは UGN本部組織図でいうところの特別支部。元はFBIの部署であったがテレーズ・ブルムに部署ごと引き抜かれたという過去がある。 一応一般人にカバーストーリーを流布する役目を担っている・・・・・・・が、それは表向きの話。任務に行くときは大体SCPでいうDクラス職員、つまり使い捨てとして使われることが多い、というのも表向き。実際は、ジョーカーの役割を果たしている。例えば支部自体がFHによって壊滅した〇市で支部機能を復活するために一時的にメンバーが送り込まれたり、最終決戦などでの一番槍を担ったりしている。 なお、活動はFBI以前には既に行っていたものとみられる。

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