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妖精にゃるるに見出された魔法少女。ジュエルは指輪に加工し、ネックレスに通して常に首から下げてている。もちろん制服の下に入れて隠している。 高校一年生。黒髪ポニーテールで瞳は紫。自身が魔法少女をやっていることが少し恥ずかしいお年頃。もう子供じゃないんだから…… 初等部から巡り星学園に在籍しており、中等部からは自立心の向上のために寮生活をしている。基本的な家事はできるが、料理は男飯。 弓道部の一年エース。そこそこいいお家柄出身で、幼少期に教養として様々な武術を習っていた。中等部に上がってからは弓道に専念し出したので、今は柔道等は初心者以上程度の実力。ただ弓道においては人一倍集中力があり、狙った物は逃さない。もちろん魔法武器は弓。 少しきつめの性格で完璧主義。自分にも他人に対しても厳しい。怠惰な人、それとだらしない男性が嫌い。 育ちのせいか、とても思慮深い少女。真面目すぎる性格で、それゆえに武術を「道」であると解釈し、習得してしまった。武術の根源である暴力の野蛮さ醜さ理不尽さを魔法少女になってから認識し、まともに考えてしまった。「なぜ戦うのか」「なぜ人（敵）を傷つけなければいけないか」という思考が頭の中から離れなくて、もう何も考えたくないと思っていても思考は停止してくれなかった。人の醜さを知らずに育ち、純粋だったせいで誰よりも魔法少女という役割に傷付けられている。苦しいのに、真面目であるせいで役割から逃れられない。逃げ場なんてどこにもない。だから魔法少女として敵に立ち向かうしか道がない。 自分の、にゃるるに見出された者に与えられた「人を操る」という能力が嫌い。人を操るなんて、なんて悍しい能力なの。嫌だけど、それが自分の役割だからと嫌々使ってる。どうせならみんなみたいに直接戦闘に活かせるものだったらよかったのにと常に思っている。能力を嫌いながらも、口下手故に日常生活で乱用している節がある。あ〜あ、いけないんだ！

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