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<値切り>削り 異能警察に選ばれた刑事。 「生粋の不幸体質」と囁かれており実際家族はほぼ死別している。 冷たい印象を受ける物静かな女性で、他人を常に避けるように動く。 過去に姉がいたが警察幹部に強姦され、犯人たちの罪はもみ消され、姉はネットで散々セカンドレイプを受けて自殺した。 両親は飲酒運転のトラックの突っ込みで他界しており、その犯人も軽い刑で済んでいる。 友人たちはいたが失踪したり事件に巻き込まれたり通り魔に何人が殺されている。通り魔は未だ捕まっていない。 恋人がいたが自爆テロに巻き込まれて肉片となり未だ死体のパーツが足りず弔えない。 様々な不幸に見舞われる不幸体質であったが、警察の汚職にとうとう自らが警察となり「殺菌消毒」をすると銘打っている 親しい外の死体や血に触れすぎたために今もなお手に血がついている気がして「相手を汚さないため」に手袋をはめている。 几帳面な性格で潔癖性だが、それは以前の過去を思い出さないための本能的自衛であり、必要以上に手を洗うため 両手はボロボロで見るに堪えない。なので手袋を外すことは滅多にない。 拳銃は苦手。一歩間違えたら犯人を逃してしまうし誰か別の人間を殺してしまいそうで怖いから。 それでも「刃物より人の死を遠くに感じられるから」銃を愛用する。 自分を助けてくれたNPCに関して「いつか自分の不幸体質で殺してしまうのではないか」と強い恐怖を覚えており、恐れているものがたくさんある。注射、包丁、鈍器、果てはカッターやハサミまで。彼女の机の上は物がほぼないといっていいほど殺風系だ。 そのくせ、歌舞伎の楽座を習っていたせいで長けているのは日本刀である。 本人はあまり使いたがらないが、いざという時は泣きながら手をとる。

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