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涼やかな目元に唇に引いたルージュが特徴的なやや尖った雰囲気を持つ青年。 有能なハッカーであり、非合法な手段で稼ぎながら世界中の自分の興味のある技術及びデータに関して蒐集をしている。 性格はやや短気で口が悪く非効率的な事が嫌いがち。自分を出来る人間だと思っており他人に厳しく自分にも厳しく振る舞おうとしているが根がズボラな面もあり中々現実はうまくいかない。 軽度の潔癖症で常に手袋を着用している。 他人に対して中々心を許すことはないが、身内になった相手に対してはかなりの情を抱くタイプであり同じ組織の特に初期メンバーに対しては並々ならぬ感情を持っている。 2021/8/13 かいぶつたちとマホラカルト 【読まなくてもいい過去】 早月が生まれた時既に父親の姿は無く、彼の母親は女手一つで彼を育てた。 ウイルスなどの非合法的な生体を扱う商人として世界的に有名な犯罪者であった母親は、しかし早月に対しては惜しみない愛情を注ぎ良き母親であった。 早月もそんな母親の姿を尊敬して育ち、現在に至るまでに彼の価値観の中で母親は「最高に良い女」であり追随すべき師でもある。 ハッカーとして活動している彼が医学や薬学の心得があるのは母親から手ほどきを受けたからである。 だがそんな母親は自らが扱うウイルスの一つに犯されて、早月が18歳の時に死んだ。 絶望した早月は自らに空いた穴を埋めるべく、自らを母親から譲り受けた「魔女」という名前で称しサイバー犯罪を次々と繰り返していた。 あわや逮捕されようという時に今の組織に声をかけられて、早月は新たな居場所を手に入れることになる。 技能の裁縫は早月と母親の思い出の品であるテディベアを修繕するためのもの。早月は今でもこのテディベアを抱いていないと安眠できない。

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