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※落ちこぼれのフリをする為にDEXを半減させて8にしてます。 その為それで減った回避の技能値16点分をその他で付属させてます。 雅風 侑里(まさかぜ ゆうり) 「侑里。雅風侑里っす。…あー、何？もういいっすか？」 「定時来たっすよね？じゃあお先。…残ってる仕事？それは優秀(笑)な皆さんにお任せするっす。では」 「これでも最低限はやってるつもりっすよ。でも知ってます？人のキャパシティってのは多種多様なんすよ。自分の物差しで測ってだけで相手の事をどうこう言うのってそれだけで業が深いと思いません？ ま、自分は自分の事ちゃあんと『落ちこぼれ』だって思ってるんすけど(笑)」 「こんな事にキャパ割いてる暇はない。この世の全てを利用してでも…彼を絶対に見つけ出す」 「ねぇ皆さんご存知です？『落ちこぼれ』を演じるってのは存外簡単なものなんですよ」 三課に所属する落ちこぼれ刑事。 上に対する舐め腐った態度及び仕事の遅さや集中力の無さが目立ち悪評高い。 本人は反省のそぶりが何一つ無く、むしろ煽り散らかしている模様。 勤務中は時折スマホ片手にヘッドホンで音楽を聴いていたり、仕事が終わってなくても定時きっかりに退勤をする徹底ぶり。止めようと声を掛けたとて気付いた時には何処かに消えている為上もほぼ諦めているらしい。 だがそれはそれとして刀の扱いには秀でている為クビにする事は(今のところ)ないとの事。 あまりにも自由奔放かつこの態度。もうどうしようもないな。助けてくれ。 実際の話。 勤務中にスマホで何をしているかと聞かれれば答えは簡単。 弟の捜索である。ずっとずっと弟を探し続けている侑里には数多の情報屋とのコネクションがあった。彼らからの報告を聞き、更に調査を進めてもらうためのやり取りや、こちらが得た情報などの受け渡しを随時繰り広げている。 仕事が遅いのは『落ちこぼれ』だからなんかではない。裏で数多の情報の整理を行っているためそっちに手が回らないからである。 なんならむしろその中でよく仕事やってるなこいつ(他人事) 正直四肢漁り事件なんてどうでもいい。 でも、その事件のチームに配属された時点で「こんなのに時間を取られるわけにはいかない。さっさと解決してしまおう」と言う考えに至った。 それはそれとして定時には帰るが。 仕事を上がった後は情報屋と直に会って情報の取引やらなんやらを行っている。 ごく稀に情報屋から警察内部の情報を取引の条件として提示されるが何のためらいもなく提出している。 弟を見つけ出す事が何よりも優先される出来事なので、その為に手を汚すぐらい何ともないし気にしてもいない。見つかったなら辞表叩きつけて逃亡生活をキメこむつもり。 警察組織自体に対する信用はほぼ無い。警察がちゃんとやっているならそもそももう既に弟は見つかっているはずだ、と考えている為。 だからこそ自らがその組織に入る事で使える権限及び情報を可能な限り駆使し、弟を探そうと決めた。 元々一課に所属していたが、エリート思考の向上心の高いヤツばっかりな一課では自分の自由には動けない。少しは我慢して勤務していたが「やってらんねぇわ」となり、悉く仕事をサボった後三課への移動届を上司に叩きつけてそのまま三課へと渡る。

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