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紗倉くんのパートナー（最近配属された） 貴方のコードネームは「カストル」である 紗倉くんのパートナーになる以前は他のパートナーがいたが誰も彼についていけなかった。 基地に配属される数年前より前の記憶はない。 自分の情報は手に持っていたドックタグに書かれてあった。 ・「黒蜥蜴衛士：後衛」…<ライフル>、<応急手当>、<目星>、<電気修理>、<隠れる>＋個人的な関心の技能3つ 一ノ瀬遵(ｲﾁﾉｾ ｼｭﾝ) 記憶を失う前の本当の名前。 叶羽は同じ施設の同僚で唯一生き残っていた同期。血液型も一緒で性格も似ておりよく仲間で良き友人だった。 だが、任務中に魔物に襲われ叶羽は犠牲に、遵は崖から足を滑らせ転落。そのまま意識を失い目覚めた頃には記憶はなくなっていた。 目覚めた後なんとかして生き延びようとしたが途中で倒れ、また目を覚ますと小さな集落に保護されていた。 助けてくれたお礼として集落が魔物や獣に襲われないよう警備していた。 集落の人は彼に感謝し、喜び、平穏な日常を謳歌していた。 ある日、彼が獣との戦闘中、村に魔物が襲い始めたくさんの人が亡くなった。 悲しみのあまり集落の人は彼を責めた。あんなに優しかった人たちが、自分に敵意を向けてきた。 あんなに感謝してくれていたのに今は憎しみと悲しみの目でこちらを見てくる。 なんでも彼がきたせいで魔物がこの集落を襲い始めたのだという。 悪魔だ、出ていけ、と罵られ、彼は集落を後にする。 その後も、救いを求める人に助力を申し出ても最後には憎まれ、また悪魔だと罵られた。 何度も、何度も、何度も....。 そんなことを繰り返していくうちに何も感じなくなってきた。 人を助けるからこうなる。じゃあ自分のことだけでいい。 自分には技術がある。他の奴らは関係ない。 そして数年後、彼は、叶羽は、黒蜥蜴に入隊。 一人のいけすかない先輩に出会った。

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