タグ： 星の神話エンドロール

諸星あゆむ（モロホシ　アユム） 132センチ　30キロ 10歳 「あゆむ」という名前には【夢に向かって歩いていってほしい】という、両親の願いが込められている。 そんな彼の将来の夢は宇宙飛行士になること、日がな一日空に浮かぶ星を眺め、まだ見ぬ世界に思いを馳せている。 宇宙飛行士になる為、筋トレをして体力作りをしたり、図書館で勉強をしたりと努力を惜しまない。一つの目的の為に頑張ることができる性格。 宝物は誕生日に買ってもらった天体望遠鏡。この望遠鏡とカメラを使って天体を観測し、写真を撮って記録するのが最近のマイブームらしい。部屋にはたくさんの写真が飾られている。 10歳の少年らしくゲームをするのも大好きで対人戦のオンラインゲームやRPGなどを中心に色々なゲームを結構やり込んでいる。 イギリス人の友人アレク君とはネットの（APEKS）（仮です）というオンラインゲームで知り合って友達になった。彼がゲーム内で行き倒れているのを助けたのがきっかけで仲良くなり、そのあとほぼ毎日一緒にゲームで遊ぶようになる。 明るくて人懐っこいけど落ち着いた性格のアレクは自分よりも年上なのだろうとは思っていたが、まさか10個以上も歳が離れているとは思っておらずリアルで会った時は大変驚いた。今ではもう大切な友人の一人だが、リアルで会うのは未だに会う時はちょっと緊張する。 今回、彼と一緒にイギリスを観光できるのをとても嬉しく思っており、英語をちょっと勉強して前よりもわかる様になってきた。（宇宙飛行士もしなれたら、英語が使えないと困るだろうしね）イギリスに行ったら大英博物館と時計台を見に行きたいと思っている。イギリスの星も観測してみたいと思っている。 飛行機に乗るのは今回が初めてなので、かなりドキドキ✈️ ネットでのユーザー名はアユム。 〜出会い〜 まずビビからアレクをゲームに誘ってそのゲームをアレクが一人でも遊ぶ様になる。アレクが一人で遊んでいた時にあゆむと遭遇。そのあと仲良くなり、ゆきとも遊ぶ様に。そして四人で遊ぶ様になって現在みたいな流れ。 ビビ 気さくに話しかけてくれて、とても明るく無邪気なので同い年ぐらいだと思い込んでいたが年上でとても驚いた。初めてリアルで会った時はアレクに会った時以上に衝撃的で、ゲーム内のノリそのままに話しかけてくる（死ぬほど怪しい見た目）に脳がバグってフリーズしかけた。見た目はすごく怪しい…！けど、どんな時でも明るくて、気さくな彼のことをあゆむは良い友人だと思っている。 ゲームで遊んでいるときは嫌なことも全て忘れられる。 侑希(ゆき)君とは小学生の頃からの幼なじみ。彼の家であるお寺は星が綺麗に見えるのでよく遊びに（お泊まり）にいかせてもらっている。家は岐阜のあたり。 ゆきくんが自分のことを気にかけてくれているのをなんとなく分かっていて、なんだか嬉し恥ずかしな気持ちになっている。ゆきくんにご飯食べた？とか、ちゃんと準備できた？とか言われると大丈夫だよーーー！もーーー！ってなっちゃう 【過去】 父について、 あゆむという名前は父が付けた。 高校の化学教師。優しく温和な性格で生徒からの人気も高かった。化学専門だが、天文学に対して理解を示しており、地学の授業では天文学を織り交ぜた他に類を見ない授業展開をしていた。 あゆむの父親は彼が7歳（小学１年）の時に交通事故で死亡した。彼の父親は昔宇宙飛行士になる夢を持っていたが、身体的な理由（目が悪い、身体が弱いなど）により宇宙飛行士になることができなかった。 父はあゆむに、宇宙飛行士になってほしいなどとは一度も言ったことがない。ただ、星について語る父の楽しそうな表情や、御伽噺を話すように星座の神話を囁いてくれる優しい声をあゆむは忘れられそうにない。ただ空ばかり見ていたあの何でもない時間が、何よりも大切なものだったのだとあゆむは大人になってから気づくだろう。 信号無視のひき逃げによって理不尽に命を奪われた父の詩を悼み、葬儀にはたくさんの参列者が訪れた。 「まだ若いのに、可哀想に」色々な人から、たくさんの言葉が投げかけられた。【お父さんは、星になって貴方を見守ってくれるからね】誰かに言われたこの言葉に、あゆむは絶望した。あゆむは小さいながらに【人は死んでも星にはならない】ということを理解してしまっていた。その日は言葉にできない暗い悲しくて、思い出しただけで泣きそうになってしまう。 でも、それでも、分かっているのに、あゆむは今でも星を探してしまう。

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