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『庭師は何を口遊む』HO2 シナリオ特殊ルールによるキャラ作成 警視庁特殊犯罪捜査 零課 夏目班所属の刑事。 機械弄りや工作が好きで、ハッキングや爆弾の解体を中心に主に証拠品の解析や分析を行う。 ブレイン担当。 肉体労働は専門外な為やる気がない。 又、正義を振りかざしてその裏で私欲にかられている人間が嫌いで、懐疑心が強い。 それ故に孤立することが多く、チームワークを求められる警察では腫れ物のように扱われ、 様々な部署に飛ばされて現在の零課に落ち着くこととなった。 天才肌（INT18）のため、あまり周囲に人がいないことを苦に思っておらず、 逆に馬の合わない人間といなくていいことに安心感さえ覚えている節があるため、孤立が加速している。 正直班の皆とも仲がいいわけではない。 唯一心を許しているとすれば、同じ班員の相模原涼だった。 彼女は高校生時代の先輩で、人の彼氏を盗る泥棒猫だとあらぬ誤解であちこちから反感を買い孤立していたところを唯一味方に入ってくれていた。 初めは偽善だと思っていたが、弱者の味方になるヒーローになりたいと警察になる夢を語った先輩に何かを感じて、 警察への進路を視野に入れるようになった。 お節介焼きな夏目チーフは正直迷惑に思っている。いた（現在は尊敬している） 柊さんはあまり踏み込んでこないので安心感はあったが、何を考えているか読めない時もあったため警戒している。いた（現在は慕っている） 星海くんは生理的に無理だった。価値観が合わない。筋肉無理。だった（現在は拗れている） 好きな食べ物はトマトとチーフの作る味噌汁 嫌いな食べ物はピーマン、ゴーヤ、ほうれん草などの野菜 （根菜は食べられるし、野菜ジュースは飲む） 高校を卒業と共に一人暮らしを始めたが、生活力はあまりない。 洋服が散らかっていたり下着で徘徊していたりするタイプ。 食に興味がないため料理はほとんどしないが、育ちがいいため知識はある。やればできる。 ◾︎シナリオを経て しばらく絶望と虚無の淵に佇んで荒んでいたが、夏目チーフと柊さんの支えによりなんとか乗り越える。 どこにも届かないメールアドレスにたまに心の内を吐き出すようになった。 最近煙草を辞めた。 吸う必要がなくなったというか、気がついたら煙草を吸う本数が減っていた。 そして自分を見つめ直す機会に恵まれ、ひた隠しにして見ないようにしてきたたくさんの感情と想いに気付かされた。 まだ心の整理はつかないし、一生つく気はしないけど、折り合いをつけていけるような気がした。 思いの外、大切にされていることに戸惑いつつも昔ほど嫌じゃない自分がいることになんとも言えない感情が湧いている。 どうしたいか、どうしていきたいかはいまだにわからないが、最後まで見届けてやろうと思うようになった。 やっと、隣に立てるようになった。 少しだけだけど、素直になれるようになった。 ＊クリアシナリオ＊ 『庭師は何を口遊む』 『惨歌讃劇（KPC）』 『真実と懺悔録』 『僅差平行のヴェルダンディ（KPC）』 『夜と睦言』 『ウェイティングカーソル』 『夜は黄泉つ国』 『Zombie!!』 『救済演説』 『カタシロ』 『21's Gun（KPC）』 『赤ずきん連続殺人事件』 『青い鳥連続殺人事件』 -----------------以下秘匿ネタバレ----------------- ※庭師は何を口遊む：HO2 インビジブルの慟哭：HO2 ◾︎庭師は何を口遊む：HO2 あなたには幼少期生き別れた年の近い妹(姉)がいる。 松嶌の家は厳格で堅苦しい家柄だった。 県庁の職員であった祖父 県議会議員の父 大学助教授の兄 を持ち、女は男に尽くすものという古風な考えを持っていた。 そのため家族は、女として生まれた凛が花や人形などに興味を示さず、頭が良く工作に夢中なことを快く思っていなかったのだ。 しかしそんな中でも唯一凛の味方をしてくれたのが不器用な妹・玲だった。 元々左利きで、右利きに矯正させられていた玲は不器用でノロマだと馬鹿にされ、 密かに凛が作ったものに助けられたり、器用な姉を尊敬したりしていた。 故に凛にとって玲はたった一人の心から家族と呼べる存在で、守らなくてはならない大切な存在だった。 しかし、そんな妹もある日家族で出かけていた際に行方不明になってしまう。 単なる行方不明ではない。 大人たちが会合をしている中少し離れた場所で遊んでいた凛と玲は突如現れたおぞましい存在に不可思議な空間に連れ込まれそうになったのだ。 間一髪で引きずり込もうとする手から逃れた凛だったが、助けを求める玲の手を掴むことができないまま、 玲は目の前で姿を消してしまったのだった。 もちろんその話を大人たちが信じるはずもなく、捜索は早々に打ち切られ、家出した妹は勘当、いなかったものにされてしまう。 故に凛は自分一人で妹を探し出すことにしたのだった。 話を信じず馬鹿にする大人たちや、信じたフリをして騙そうとしてくる人々に遭遇した結果、次第に人間不信になっていく。 そして奇怪な現象を調べるうちにオカルトの知識も増え、ネットの海から情報を入手する術も長けていった。 騙されるぐらいなら騙してやろうと、「茅ヶ崎 律」という偽名を使って自分の性別を利用して情報を得るようにもなった。 数多の男を誑かして取っ替え引っ替えしているように見られ、その度に感情を殺して身体を差し出している。 妹の為ならば悪にも手を染めても構わなかった。 （本当は「松嶌」ではなく「松嶋」なのだが家から飛び出した際に改名した。） ---------------------------------------------------------- ◾︎インビジブルの慟哭：HO2 あなたには大切な親友（もしくはそれに準ずる関係の存在）がいる。 高校を卒業後、明確な進路が定まらなかった松嶌は大学に通い、より高度な知識を得ることにした。 犯罪に使われそうな最新技術や知識など、役に立ちそうなものはなんでも吸収した。 そして密かに興味があったバイオテクノロジーの講義を受講している際、出会ったのが雲藤紫苑（うんどう しおん）先輩だった。 初めは座った席が近かっただけだが、ただでさえ受講者が少ない授業で二人以上のチームで研究を行うことになり、 相変わらず孤立していた松嶌に雲藤先輩が声をかけてくれたのだ。 正直、初めは必要以上に関わることが嫌で松嶌は心を閉ざしていた。 しかし他人を貶めるようなことを言ったり、踏み込んでくるようなことはせず、ただただ研究に熱心な人柄に、いつのまにか松嶌も警戒を解き、 同じ知識を探求する者として、講義の間だけだったが関係を深めることになった。 特に自分とは専門も違うことから雲藤先輩の口から聞ける話は興味深く、当時は気づいていなかったが、 大学生活の中で一番充実した時間になっていたと現在は思っている。 最終的に妹を探す目的の為、松嶌は大学を卒業し、先輩は引き続き大学院で研究を続けることになったが、 年に一回は年賀状とかでやり取りをして現在に至る。 *

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