タグ： 夏蜜柑の人

両親がインド人のインド系イギリス人。 現在は実家を離れて、幼馴染と暮らしている。 自分の考えを滅多に表に出さない、謎めいた印象の人物。 その反面……いや、だからこそであるのか、職業は作家である。 その活動内容は、小説、詩歌、コピーライトに至るまでの文芸全般。名が知られている訳でもなく、まったくの無名というわけでもない、そこそこの収入を得ている中堅作家といったところ。 また、真面目かつ頑固な性格であり、鋭い雰囲気をまとっているため、近づき難い。 しかし、幼馴染に対しては、心からの信頼と好意を寄せているため、幼馴染と接する際は、素直な一面を覗かせることも。 幼馴染との仲は良好。 その関係に若干依存している節が見られるが、幼馴染のことは大切に想っている。 そんな気持ちが高まってか、幼馴染に対して少々過保護。 幼馴染の不摂生を心配したゼーブが、同棲しようと声をかけた。 ショートスリーパー。1日に4〜5時間ほどの睡眠時間しかとらず、後はほとんど仕事や幼馴染の世話などをしている。 先祖からの財産を代々受け継いできた裕福な家系の生まれ。 崇敬する先祖からの財産を守り継いでいきたいと考えている。そのため、派手好きな性格の父親とは若干そりが合わず、そんな父親を反面教師にしたためか、ゼーブ自身は倹約家である。 倹約生活の賜物か、家事……中でも特に、裁縫が得意。 その所作の丁寧なことから、育ちの良さを感じさせる。 しかし、同棲している幼馴染の影響か、最近足癖が悪くなってきたため、彼を手塩にかけて育ててきた(つもりの)父親は、頭を抱えているようだ。 学生の頃、とある女子生徒から頼まれて、ラブレターを代筆したことがある。 その宛先は、ゼーブの幼馴染であった。 最終的に、ゼーブが代筆したラブレターがきっかけで、幼馴染は恋人を得たのだったが、現在は別れている。 別れ話を切り出したのは幼馴染の方からで、その理由は「自分では彼女を幸せにすることが出来ないから」というものだった。 その話を聞いたゼーブは、ラブレターの代筆の件は胸にしまっておこうと思い、今日まで幼馴染にそのことを内緒にしている。 ゼーブにとって、希望とは絶望の為にあり、人生とは全くもって無意味で空虚なものである。 偏屈で、厭世家な彼が、それでも作家として綴り続けるのは、人に価値はなくとも、それが生み出すものには価値があると捉えているからである。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 一人称:私/僕(素) 二人称:君 幼馴染を「ザック」と呼ぶ

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ