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┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【基本情報】 名前：鳴海 廻 性別：♂︎ 年齢：28→29 身長：153cm 体重：42kg 職業：中学校教師 教科：国語 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【詳細情報】 一人称：俺 二人称：お前or苗字呼び捨て 三人称：苗字呼び捨て どんなに嫌いなやつを相手にしていても、生徒の前では怪我していたら手当する。 生徒が卒業したら、大体全員忘れる。 出会ったら思い出す程度。 卒業式は達成感感じてるのと、脳内で反省会。 解散式とかで泣かない。 花束とか色紙とか貰っても泣かず、最後まで「いい大人になれ。お前らがそうして生きていってくれることを祈る。」とか言ってる。 休日は本屋行って本買って家で読んだり、教育法練ってたり、田辺と会ってたりする。 田辺と家飲みしたことある。 そこで酔い潰れて、その翌日に田辺の記憶消そうと殴りかかった。 街にあまり出ない。 めちゃめちゃインドア。 でも映画や演劇、舞台系は生で見たいので出向く。 劇団四季とかは見るけど宝塚は見ない…みたいな好みはある。ディズニーオンアイスは見たことない。 夜寝るときは真っ暗にして寝る。 ちょっとでも明かりがあると、本を読めそうな気がしてくるから。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【過去】 背が低く、幼い頃から周りにかわれることは日常茶飯事。 本人は自分の背が小さいことを気にしていない為、その手の弄りは無視したり受け流してきた。 しかし、中学のときにクラスの中心人物からの弄りもいつもの様に無視した所、その行動が怒りを誘ってしまい、思い切り腹を殴られた後、そのことが学校中の生徒に広まり、クラスだけでない生徒にも及ぶ範囲の人達から酷いイジメを受けた。 その時についた打撲痕は今はもう消えたが、今でも時々その場所が強く痛む。 気の強い性格で、大人数で殴ったり蹴ったりの暴力を受けても果敢に相手に挑み、親が呼ばれることもしばしば。 机にはチビなどの身体的特徴を揶揄ったものを初め、彼についてあること無いことが沢山書かれており、悲惨な状態だったが担任は見てみぬフリで助けて貰えなかった。 それを良しとしてクラスメイトには自分の鞄にサイフを投げ入れられ、それをSHRで指摘され、償う為にサイフを渡せなどと渡さざるを得ない状態にされた。 また、そうでなくとも鞄に入れて置いたものは全て無くしてもおかしくないくらいの認識であり、サイフや教科書は入れておく度に無くなった。 初めの頃は友人達も庇っていたが、イジメがエスカレートすると段々その数が減っていき、庇ってくれる人間はいなくなった。 その事から彼は人に対して何処か達観的であり、普通にコミュニケーションはとれても人を本当に信じるということが出来ない。 心の中で壁を作ってしまうようになる。 哀れんで声をかけても本人は冷たい表情で周りからは自分までも巻き込まれて虐められる様になってしまうことから、「病原菌」と呼ばれるようになる。 軽度の潔癖で、自分以外の人物が触ったものを触るのが苦手。 無理、という訳では無いが少し眉間に皺を寄せる。 トイレで「病原菌の菌を流してやるよ！」とトイレの水を頭から被せられたことにより、「病原菌」というあだ名に苦手意識を持つようになる。 更に、腹を何回も殴られた際に堪えきれず吐いてしまい、「うわっ！病原菌吐いたよ、汚ねぇ！」と言われ、自分からそんなに汚いものを出させた存在を恨むと同時に、そいつ達に呼ばれた「病原菌」という言葉は自分が吐いたことを思い出させるキーワードとなり、それ以降「病原菌」と聞くと目眩がしたり、動悸がしたりする。 また、胃薬をポケットに常備している。 気を遣った両親の計らいにより遠い所へ引っ越し、そのときにピアスを開け、パーカーを着て登校することにより、弄るような人達への牽制をした。 そのお陰か虐められるようなことは無くなり、通っていた図書館でも最初は怖がられたものの、通い続けることによって少しづつ交流が増え、友達も数人出来た。 幼い頃から本を読むことが好きで、引っ越した頃には読んだ本は1000冊をゆうに超えており、難解な本も諦めず読み解く為か国語が得意で、偏差値は70を超えていた。 なんだかんだで真面目な彼は授業をしっかりと受け、テストの合計点は450点を超えるのが当たり前で、それを生かして近くの進学校に入学した。 高校で様々な先生と出会い、中学のとき、自分の担任さえ厳しくイジメを取り締まってくれたならもっとまともに生きられたのでは？と考え、自分が中学校教師になることを目指し出す。 中でも現文教師であった紅谷椿(べにやつばき)のクールでありながらも生徒に慕われる様子に惹かれ、放課後はその教師の元に日々通って質問していた。 その頃から「人の心理」というものに興味を持ち、哲学の本を読み漁ることによってイジメっ子達の考え方から思想、行動原理を理解しようと試みる。 「幸せとはなにか」、「どうして人類は争い続けるのか」そう考えて本を読み耽るうちに、遂に気づく。 「自分達人類に絶対の幸福なんてものはなく、幸福になった次の瞬間に自分達はもっとレベルの高い幸福を望んでいる」 「人間は元は戦闘民族だ。平穏である日常の中でも闘争に飢えており、それでも自分がその標的となるようなことに怯える、集団でしか動けない動物なのだ。」ということに。 だから、彼は幸福なんてものは信じておらず、ただ自分の思うがままに進み、人に執着心を抱かない人間になった。 しかし、根は気が強く、1度決めたことは絶対に曲げない、自分だけを信じた人間のままである。 幸福なんてものは信じていないが、もっと「マトモ」な人生を自分は歩めたはずで、こんな考えに至らせたその根幹は中学でのイジメにあると思い、その「中学」という組織で次の自分のような存在を出さない為、彼は中学校教師になるという目標をより強く意識し出す。 それにより、国公立大学の文学部で教職免許を取り、中学校で働くことを目標に日々猛勉強するようになる。 その精神のまま無事大学に入学し、教職免許を会得して、晴れて目標であった中学校教師になる。 教師という職業のため、ピアスを開けている耳は髪で隠している。 髪を耳にかけると、シルバーのピアスが見えるようになる。 1校目では2年目から担任を任され、クールながらも分かりやすい授業から生徒に慕われるようになる。「なるみん」「なるみんセンセー」という愛称で慕われていた。 4年目(26歳)で現在も勤めている韻弦市第二中学校に転任する。現在は2年目であり、放送部の顧問、そして自殺した御影杏(みかげあんず)のいるクラスの担任をしている。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 《御影杏に対して》 自殺した原因を突き止めたい。もしその原因がイジメであれば、なんとしてでも主犯格を見つけ出して更正させる。 でも、虐められていたのであれば、担任である自分に相談したり、対策もあっただろうと思う。頼って貰えなかったことを不甲斐なく思っている。なので、いじめやいじめの原因となりそうなことの公正な相談場所など、生徒が相談しやすい学校になるよう、たとえ一人であっても改革を推し進めることも考えている。 これからは、よりいっそう生徒達の様子をしっかりと確認しようと決意している。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【ソプスク後】 元は自分をいじめていた「田辺」と出会い、人は変わるものだと知り、交流を重ねるようになる。 自分の生活は「マトモ」とは言えないものの、元々自分は中学生のときから「マトモ」では無いんだからそんなものだと思っている。 「田辺」と出会ったことにより、人との壁はまだあるが、薄くなってきているとも言える。 「田辺」と共通する過去が、彼を今の彼としていると言える。 人を信じられるとは、まだ言えないだろう。 彼はまだ、生徒の前で「自分」を作り、仮面を被って生きている。 「マトモな人生」というものに囚われた、気持ち悪いと言われても仕方の無いような、そんな人間だ。 生徒を綺麗だと信じてやまず、昔の自分のような被害者に優先して手を差し伸べてしまう、そんな身勝手な人間だ。 エゴだ。押しつけだ。綺麗事だ。 だからって、やめる気はない。 これは中学生の自分を、再び出すことのないようにするための、(自分の為の)戦いなんだから。 彼はまだ、その事に気付けていない。 彼の歪んだ正義は、まだ続く。 誰か助けてくれるのだろうか。 彼はそれを望んでいるのだろうか。 そのまま、死ぬまで囚われるのだろうか。 彼は鈍い。 自分に降りかかる痛みに。 他人に降りかかる痛みに。 彼は、あまりにも純粋に歪んでいるから。 気付けないのだ。 自分の手から零れ落ちた命を気にもとめないほど、彼は感情を持たないのかもしれない。 彼が持っていると言えるのは、プライドくらいだろうか… 基本的に先のことを考える鳴海の、唯一縛られる過去が「いじめ」。 「田辺」と鳴海の秘密とも言える。 彼は、「田辺」という人間に自然と執着してしまうだろう。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【真夏の凍死体後】 彼の憧れた、クールで慕われる教師は出来ただろうか。 田辺には少々の恨みを感じているだろう。 生徒がいないときの彼は、生徒がいるときの彼とは全く違う。 大人だけを相手にしているときは「自分でどうにかしろ」スタイルだ。 綺麗な学生を、そんな話題で汚していないかと考えるだろう。 知らなくていいこともある。 大人だけが知っていること。 彼女も知るであろうことは嘘をつかない。 それ以外は、誤魔化されて欲しい。 そんな彼も、綺麗事を言う大人なんだろうが。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【呪文】 「体温の同調」 右手をかざした対象 A の体温を左手にかざした対象 B にコピーし、それが平熱恒常となるよう対象 B を作り替える。 実験は成功、マグカップは数時間たっても五十度ほどに保たれている。 また、この呪文の特性か、術者の体温が一定以上なければ発動しない可能性がある。 （消費 MP は対象 A と B の温度差が十度かわるごとに 1MP、正気度は固定で 1 減少。） ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

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