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せび たくたか: 火宅 一人称:私（素は俺） 昼は音楽療法士として病院やリハビリ施設に出向き、夜は小さなジャズバーで演奏をしているピアニスト。 仕事中は穏やかな笑みと柔らかい口調で人と接するが、プライベートでの他人の扱いは非常に適当。約束をすっぽかしがちなので付き合いを続けてくれている友人はあまり多くない。 しかし人の心情の機微に疎いくせ、なだめるのは妙に上手く人当たりだけは昔から良いため変な女に惚れられやすい。 幼いころ近所の空手教室に通わされていた。身体を動かすのは特段好きではない。だからと言って体力を落としたくもないので現在も定期的に通っている。 右腕を肘の先から損傷。現在は療養士をメインとしており、ピアノは趣味程度に弾いている。 （3.6 格闘センスの持ち主） 2021.09.13-15【荼毘に落つ】エンドA生還　SAN値66 荼毘に落つ　HO2バレ 青葉のことは心の底から愛していた。 青葉が12の時、自分が講師手伝いとしてバイトしていたピアノ教室で出会った。 成人するまで手を出すどころか告白もしなかったが一目惚れだった。 仕事先の女性に言い寄られていたのを青葉に見られたのが別れた喧嘩の原因。 青葉に叱られ、謝罪し自分が好きなのは彼女だけだと気持ちを伝えた。だが、自分のせいではないとも思っていたため謝罪の言葉はどこか不誠実でどんどん青葉をヒートアップさせる結果となってしまう。 そうしていくうちになぜ信じてくれないのかという苛立ちのほうが強くなっていき…つい「俺を信じてくれないお前よりあの子のほうがずっと良いかもな」と言ってしまったのが決定打だった。 彼女を手放してしまう結果となる言葉を吐いてしまったことを後悔していない訳ではないが、「自分を信じてくれなかった」ということへのショックのほうを現在も強く感じている。 彼氏君に対しては何も思っていない…かもしれないし、そう装っているだけかもしれない。 彼女に渡すつもりだった婚約指輪を現在も持っているし、自分の分は現在左手薬指に付けている。 青葉に貸したままだったものは万年筆。大して良い品ではないがなんとなくデザインが気に入っていた。 あの映像は結局ただの願望なのではないか、と思っている。どんな形でもいいから彼女を取り戻したいなんてことは確かに考えてたから。

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