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ドクズのフリしたお人好し野郎。見た目がヤンキーや不良のそれだが根は真面目で特殊ではあるものの思いやりがある。両親(特に父)の評判や価値を下げたり人生を地獄のどん底に落としたくてグレているが、恩人(恩師)である年上のヤンキー仲間にされたことを無下にしないために人を思いやったり助けたりしているといったところ。 自分の生には無頓着で基本どうにかなれ/どうなっても知らん精神で、京が自立し両親が死んでからは残りの人生を惰性的に生きている。周りからの影響がなければただ仕事してたまに仲間に会ってぐらいの生き方しかしてない。そんな生活を送っているせいで万年暇している。なので遊びでも面倒事でも誘われればお願いすれば何でも快く受け入れてくれる。いい奴だが自己犠牲的。またヤンキー達の元に長くいたせいか若干血の気が強く、気に食わないやつをとことん嫌がり嫌う。 異母兄弟である1歳年下の雨無京に(弱気で自分から何も出来ていなかったから)嫌悪感を抱いているが暴力等は一切した事が無く、なんなら進路やら生活やらを祖父母と一緒に影で支援していたくらいである。過去に京を彼の両親から解放させる為の手段を探すために不良仲間に聞いたりインターネットで調べたりして情報を集めていた経験がある。いくつかバイトを転々としていたが、最終的にゲームテスターの職に落ち着いた。 幼少期の父親による精神的/肉体的虐待と母親の精神疾患による育児放棄(と異常行動)などで色々拗らせてしまった。異母兄弟の雨無京は臆病だが玲は逆で強気になった。ただ、この強気は言ってしまえば『呆れ』である。ドクズな父とそれに狂わされて病んだ母という自分の置かれた酷い家庭環境、ただ苦痛を味わされるだけの日々に流されるだけの義理の弟、周りから救いの手が伸ばされることの無い社会。それらに振り回され続け溜まり続けた怒りも悲しみもやがて薄れ、こんなものに拘りも思入れも必要無くただ"そんなもん"なんだと一括りにして過ごした方がマシだと気づく。それが小学5年のこと。 ある日家出したいと思って下校した後、ランドセルを背負ったままただ家と真反対の方向へ歩いていった。当時は祖父母の存在も知らなかったため行くあてもなくただ夜の道をさまよい歩いていたところガラの悪い男たち、所謂ヤンキーに遭遇。ストレスによる食欲不振と不眠症、虐待による怪我でボロボロになった玲を見て興味を示され保護される。ヤンキー達は事情があることを察し警察と児童保護施設に相談したりしながら祖父母(保護者)の存在がでるまで玲を育てていた。ヤンキー達からしたら玲は小さな手下が増えた感覚で、とても可愛がり甘やかしていた。呆れを抱いていた世界の中で生まれて初めて暖かいものにふれた玲は、それがとても印象強く残った。 祖父母に保護されてからも玲はヤンキー達と関わり続け、悪い事も良い事も沢山教わる。中学になってから彼らが自身にしてくれていた事を改めて認識し彼らに恩を返したいと、そして彼らと同じようになりたいと強く思うようになり、ヤンキーに仲間入りする。 ヤンキー達と一緒にオシャレや遊び等の独特の文化を楽しんで、護身術や仕事の向き合い方生活の仕方を学んだりして一人で生きる力を身につけていく中、(玲の虐待案件での)警察による捜査の連絡の流れで異母兄弟の弟がいることを知る。彼も自分と同じく虐待を受けていることを知った玲は何とか出来ないかと思い自ら救い出す手段を探し考え出す。漫画喫茶へ行きコンピューターを使ってネットにある情報を探したり、ヤンキー仲間に父達との接触時どんな対応をとるべきか心理的にどうなのか等を相談したりして、京が高校生になる前に何とか祖父母の元へ連れ出すことが出来た。玲自身、当時何故あそこまで顔を知らず憎い父親の子供な彼を助けることに真剣になったのかが理解出来ていないが、いい経験になったしまぁいいかと流している。 おまけ オカルトについて→ゲームの好きなジャンルはホラーで特にグロ描写が好み。本人は自覚してないが、幼少期虐待によって精神疾患を患っていてその際、自己防衛で『苦痛』を『快楽』に変換することによって自分の心を守るようになっていた。一時的に『呆れ』を抱くことによってそれらから逃れることは出来たものの、通常の生活を取り戻し幸せを知ってしまった故に社会(世界)に対する呆れが薄れてしまう。その為それが大人になった時に名残で性癖として現れてしまう。本人は感覚で純粋に変な環境(家庭環境、ヤンキーの集い等)でバグってそういうのが好きになっただけと思っているが、実際はだいぶダークである。 またこの延長線で自虐ネタ(両親がクズ=その子供の自分もクズで評判ガタ落ちになる)に違和感を感じるどころか喜びや楽しさを感じていたり、自己犠牲精神があったりしている。 特徴表 20 前職 (EDU*3→45p) 【ストリート･ローグ(2015)】キック:10 目星:35 36 格闘センスの持ち主

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