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韓紅 からくれない #e95464 誠意の不幸売り。冗談が通じない系仕事人間。対価をきちんと払うお客様には誠実。 不幸は返品、返金の出来ない、お客様にとって一生に一度の大切なお買い物であるため、後悔の無いようご納得いただいた上でご購入いただく。 ちゃんと説明するし、契約書も書いてもらうし、初回では絶対売らない主義。クレーム対応とかしたくないし。 初回では五行説の書かれたそれっぽい紙を渡し「これを常に持ち歩き、一晩は必ず考えてください。次当店を訪れた際に、この紙に署名と願いを書いていただきます」と言う。 二回目に店に来てくれたら本当に不幸が必要なのだと判断し、古い陣が描かれた紙を出してそれっぽく置き、香とか炊くが、実際は念じるだけ。ぽいことをするのが大切である、というのは理解しているのでちゃんとやる。一回につき100万円ぽっきり。 店を開いている以上トンズラできないし、求められればアフターサービスにも応じるが、購入者と販売者という態度は極力崩さない。 でも結構チョロい。 不幸が欲しいと願う人間なんか全員狂ってる。 人は嫌いだし嫌われても何とも思わないが、人が抱えるクソデカ感情は面白いので好き。不幸が必要な経緯とか結構喜んで聞く。 　不幸堂の不幸は一流に御座います。 　私の店では、貴方様が生まれ持ちたる五感、四肢、臓腑、これらの賜りものを永久に喪わせることが可能なのです。 　これらはこの上なく大切で、かけがえのないもの、喪いたくはないものであるはず。 　これを不幸と呼ばずして、何を不幸と呼べるでしょうか。さぁどうぞ、願いを仰ってください。 3歳頃に祖父に手を引かれて華譚街(かたんがい)へやってきた。 祖父は古書店を営んでいたので商売の勉強をさせてもらい、働くことのできる高校生になってからは二人三脚でやってきた。程なくして祖父は亡くなり、それから不幸を売る仕事を始めた。 父と母は近くの町でいたって普通に暮らしており、特段不幸な生い立ちでもない。 面倒ごとは増やしたくないので基本力は使わず生きてきたが、幼いころに腹立たしい相手を恨んで意図せず使ってしまった事はある。 おかげで力の使い方がわかったので、奴らには感謝している。でもそのせいで友達はゼロ。 これといった特徴のない自分が『人を不幸にする力』を持っているだけで疎まれたり救いのように求められたり、面白くて仕方がない。 1億貯まったら一回店を閉めてバリとかドバイ行きたいなと思っているが、面倒くさがりなので言っているだけかもしれない。 HO1：あなたは他人を不幸にする力を持っている。 その力は幼少期に得た後天的なものの気するが、あなたの記憶は定かでない。 あなたがこの力を積極的に使ってきたか、そうでないかはPLが好きに決めていいが、 いずれにしろあなたは現在この力を使い、他人を不幸にすることで生計を立てている。 ただ、あなたは自分の持つ能力のために他人から疎んじられてきたことだろう。 ・他人を不幸にする力について この力はあくまで他人を不幸にするものであって、この力のみで他人を殺すことはできない。 あなたは不幸の内容を「五感の喪失」「四肢の喪失」「内臓の喪失」の3つに限定できるが 「左腕を無くす」「味覚を消す」などピンポイントで不幸の内容を指定することはできない。 HO1は上記のことをこれまでの経験則から把握している。 また、力を使える対象は「今現在視界に入っている人物」に限られる。 力を行使できるのは一度につき一人だ。 この力の使用の際に特別な儀式は不要で、ただあなたが念じるだけで他人は不幸になる。 とはいえ、あなたは不幸屋だ。客へのパフォーマンスとしてなんらかの儀式を執り行ってもよいだろう。 それはKPが許可する範囲でPLが決めてもよい。 なお、この｢他人を不幸にする力｣はCoCのシステム上、D特徴として扱う。 そのため、1d6*10ポイントを技能ポイントに加算してよい。 ・不幸屋および華譚街(かたんがい)について あなたは華譚街(かたんがい)に「不幸堂」を構えている。 あなたは幼い頃、今は亡き祖父に連れられて華譚街(かたんがい)にやって来た。 それからすぐに「不幸堂」を始めたかどうかはPLが決めていいが、少なくとも数年前からは不幸を売る商売を始めている。 あなたが華譚街(かたんがい)にてどのような交友関係を持ち、いかなる情報網を持つかはシナリオ上で明らかになることだろう。 また、あなたの店の名前は基本的に「不幸堂」だが、PLが望むのであれば別の店名に変えてもかまわない。 もし不幸以外の商品を扱いたいとのことであれば、KPに相談した上で決めてよい。 なお、あなたは不幸屋という特殊な職業であるため、職業技能はこのシナリオで指定する。 【華譚街(かたんがい)の不幸屋】 《目星》《心理学》《オカルト》《言いくるめ》 《任意の戦闘技能1つ》《他の言語：中国語》+任意の技能2つ 特記：華譚街(かたんがい)は日本語と中国語の2つの言語が飛び交う土地であるため、 《日本語》と《中国語》に+20%のボーナス 《五感の喪失》 1.視覚の喪失 2.嗅覚の喪失 3.聴覚の喪失 4.味覚の喪失 5.触覚の喪失 6.痛覚の喪失 《四肢の喪失》 1.右腕の喪失 2.左腕の喪失 3.右脚の喪失 4.左脚の喪失 5.両腕の喪失 6.両脚の喪失 《内臓の喪失》 1.肝臓の喪失 2.胃の喪失 3.片肺の喪失 4.腎臓の喪失 5.大腸の喪失 6.小腸の喪失 【クリアしたシナリオ】 ・商・不幸堂　KPかぽちゃ　PC素　虎太朗（ナコ） ・厭と傀儡　KP及びKPC素　虎太朗（ナコ）　エンド：傀儡子に投げる銭はない 　遭遇した神話生物：ゴグフールの瞳（一部） 　長期発狂　トリガー：狭い箱に入った遺体を見た時　症状：それが虎太郎君に見えて、見たくないので視力を一時的に失う　2か月 ・其のシが二人を別つ刻　PC素　虎太朗（ナコ）　トゥルーエンド：永遠の絆 　遭遇した神話生物：地獄の植物

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