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籠廼朙護/ｶｺﾞﾉﾒ ｲｺﾞ 手に入るものは好き、そうでないものは嫌い。とっても簡単でわかりやすい指標。僕は苦しい思いは嫌いだし、痛いことも大嫌いだ。だから僕の世界は柔らかく、渇望もない、それ以上のものはいらない。変わらないものが好き。輝き続けるものが好き。変わる必要も無い。だから恋なんてひとつまみだって必要ない。 1.僕の世界は常に手の届くもので構成される 2.僕の世界は大切なもので溢れている 3.僕の世界は不変である 以上が僕の幸せの掟だ。 「こんにちは。」 「ゆっくりしていってね。此処では頑張らなくてもいいよ。」 「僕に何かできることがあったら教えてね。あなたの力になりたいから。」 学芸員、美術館勤務。実家で暮らしており、家族構成は母、父、娘の3人。内向的な性格、引っ込み思案でおとなしめだが、その実結構変わった人であり、自由に振る舞える相手の前ではとことん自由。新しいことや変化が苦手であり、自己評価も低い。それ故に一度懐に入った人間には甘く、気に入ったものや好いたものを手元に置いておけることに幸福を感じる。その性質故に友達は少ないが、みんな理解の深い友人で、多様性も認め合う仲にある。 体は女性だがジェンダーは特に決まっておらず、自分を自分としてみている。説明が面倒な時は女と名乗る。主張し続けたら理解してもらえることであると理解していながら、理解してもらう必要性も感じていない。知らない人間に対し、何かを求めることは無駄なことだと割り切っている。 基本的には外界に興味がない為、見て見ぬ振りすることが多い。その隔たりを感じ、かつあまり仕事に打ち込む様子もない為周りからは疎ましく思われている。実際美術品に求めるものはその人の思いであり、真価ではない為、秘蔵されている美術品のほとんどに興味がない。それでも仕事を辞めないのは、彼女の変化を嫌う性質ともう一つ、何もかけられていない美術館奥の展示スペースだ。そのスペースは設計の関係から人が入りづらく、オーナーが好きにしていいと一任してくれた場所だ。大切な人へ向けた作品はその人が持っているべきだと考えているが、どうしようもない事情で持ち主の手を離れ、此処に流れ着いたら…。本来持つ人が現れるまでの保管場所として使う予定だ。 小さい頃、大事に飼っていた鳥が死んでしまい泣いていたところを、ずっとそばにいられるようにと父が剥製にしてくれた。剥製は一見残酷に見えるかもしれないが、器の形を留めておくことで魂も共にあってくれるのだと教わり、その頃から美術に興味を持った。それから動物は飼っていないが、その剥製はずっと共にあり、時々話しかけたり誰にも言えない秘密をこぼしたりする。 名前は「さえずり」 好きな食べ物:オムライスやハンバーグ、味噌汁などの家庭料理。料理の内容ではなく見知った人からの慣れた味を好む。難しい料理は好きではない。というかよく分からない。 嫌いな食べ物:難しい料理、高級料理など。嫌いというかよくわからないため苦手。 [特徴表] 3-8 信頼のおける人　コミュニケーション技能三つに+10% 4-2 方向音痴　ナビゲート初期値1　成長不可 【古物研究家】古書店・骨董店主、博物館学芸員、図書館司書、郷土史家、考古学者など 技能：芸術（任意）、コンピューター、制作（古書修復、古美術修復など）、図書館、値切り、他の言語（英語、漢文、ラテン語など）、目星、歴史

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