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幼少期をスラム街で過ごし、生きるか死ぬかの毎日の中、誰かが捨てた１冊の絵本の虜になった男。 王子や魔法使いが繰り広げる壮大な冒険や家族愛に思いを馳せ、自らが経験できなかった幸せな世界を感受することで、心を埋めようとしている。そんなこんなを拗らせ続け、はや十数年。現在では立派な同人作家（ではない）に育った！！！わーい！！！人の秘密、世界の裏側、なんでも知りたいお年頃。だってぼくには、そんな感情は得られなかった。だから、ねぇ、ちょっと取材いいかな？？？？ 【所属：マグノリア─職員─】 全ての子供達の盾となるべく命を削るシェダル・マグノリア率いる『幸せを贈る』児童養護施設。 【探索者としての経歴】 アコニットの秘匿に触れるので一時的に一番下に移動！！KPみちゃだめだぞ！！お前は俺とアコニットにいくんだ！！！ 【特徴表】 ★２の２─影が薄い─ 生まれつき目立たない、忍び歩きおよび隠れるに＋20。 ★３の５─銃火器の達人─ 銃火器とは何かの縁があり、普段から親しんでいる。火器技能の基本成功率は５０％である。 『独り揺れる君と笑ってたくて』 https://youtu.be/PJrjwIlWVXA ──ここから秘匿。 ☆アコニットHO２ 「ぼくは、何になればいいんだろう？王子様の猫？魔法使いの剣？──困ったな、どちらの為にも、死ねるのに。」 マランツァーノファミリーから送り込まれたスパイ。本名は『ユプシロン・ケーティ』。 幼い頃、汚い路地裏で誰にも知られず死んでいくはずだった自分を、まるで物語の中の王子様のように救い上げてくれたマランツァーノファミリーに多大な恩義を感じており、自分の命はマランツァーノの部品だと思い生きてきた。…が、最近板挟みでちょっぴり困っている。残念なことにぼくの命は１つしかない、どうすればいいんだろう…？王子様と、魔法使い。いっそこの心臓を半分こにして、二人にあげられれば良いのに。 ☆アコニット通過後 「ぼくは結局、どちらにとっても死神だったのかもしれないね」 どちらも選べないまま、結局は『より犠牲者の少ない方』を選んだマランツァーノの猫のなれの果て。 猫にも剣にもなれなかったぼくは…次は一体何になればいいんだろう。

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