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「憎さ余って愛しさ千倍。あなたの理想の自分になりたいな」 仮晶　かしょう 外見は元のままで中身が別物の鉱物に変化してしまったものの事 蜃 しん 蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物。古代の中国と日本で伝承されており、巨大なハマグリとする説と、竜の一種とする説がある。蜃気楼の名は「蜃」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させると考えられたことに由来する。霊獣の一種とされることもある 基本殴られても「すっきりした？」だの「ごめんね、間違えちゃった？」と明るく声を掛ける。正直不気味かもしれない。 ちゃんと自分で手当もできる。大抵の傷は治れば問題ないと思ってるし、治らない傷に関しては自分の感想も含めて丁寧に経過の記録をする。 周りからしたら見返りを求めない優しい子って感じ ◆精神転移の呪文 対象に精神を転移する呪文である。 呪文を使用する場合、1ｄ10ポイントのMPとSAN値1ｄ10ポイントを失う。 ひとつの身体にふたつの精神を維持する場合、精神には相当な負荷が生じる。 場合によっては記憶障害、または解離性同一性障害などの後遺症を考慮すべきである。 ◆呪文｢天候を変える｣(基本p273) 天候を変えたり、穏やかにしたりする呪文。複数人で使用することができる。 この呪文を使用した者(協力者も含む)は、SANを-1する。 この町の大きさなら、探索1回分の時間、天候だけを変えるなら1MP必要とする。 今の探索時の天候を変えることができる。 もし海の満ち引きまで操作する場合は、2MPを必要とする。 -------------------------------以下、枯朽を摧く者バレ----------------------------------- ◎感染後バスに乗っていた場合 魔術による治療が施されたため症状は治癒するが、後遺症が残る。以後CON－1。これは永久喪失となる。 キノコ人間にキスされて嚢胞を埋め込まれたのでそれを治療してもらった。 --------------------------------以下、ArkD HO3バレ-------------------------------------- HO3 君は願う 望みの果てに繋ぐものさえ あなたは反逆者だ。 ─その相手は HO1 である。 特殊作成条件として任意の交渉技能・また は DEX に関する技能３つに＋30 の補正が入る。 あなたはこの世界が改変されたものだと知っている。 改変される以前の世界。 そこはあなたにとっての地獄だった。 隔離された施設の中、繰り返される人体実験。弱っていく仲間達。 その地獄の中心で佇む人物…それが HO1だった。 白衣を纏ったその姿に、あなたは銃口を向けた。 だが、撃つことはできなかった。 理由は明白だ。 だってあなたは、HO1 を憎むと同時に愛していたのだから。 だって HO1 は××の××で、××があった。 だから、だから…─殺すことなんてできなかった。 生きてほしいと「願った」から。 モヤがかかったその記憶が、想いがなんなのか、あなたには分からない。 だが、【ArkD】という言葉を聞いた瞬間、あなたの胸がざわめいた。 自分は、この言葉を知っていると。 ・今の世界について あなたには今あなたが望むような家族が存在し、学校に向かうなどの理想的な普通の生活を送っている。 優しい父や少しお茶目な母、お転婆な妹、友人など。 幸せな世界がそばにはある。 もし、希望の家族構成などがあれば KP に伝えること ・改変される前の世界について あなたは非道な人体実験を受けていた。 あなただけではなく、その仲間までも。 だがしかし、その記憶はあってもあなたは仲間が誰だったのか思い出せはしない。 また、どこで実験を受けていたのか。あなたはソレを知らない。 外の世界に出たこともなかったのが一つの要因だろう。 いうなれば、軟禁状態であったに等しい。 また、それに伴って所在地も不明なのだ。 この世界になってもしかしたら探したこともあるかもしれないが見つけられたことはないだろう。 皆に愛されている、とても美味しくて、食べるのがもったいないくらいきれいに盛り付けられたご飯、温かい寝床、素敵な服、優しい家族。 眩しくて、生の安全がある平和で安らかで優しい世界。 みんな僕らを愛しちゃいない。 固くて質素で食べるのもやっとなご飯。冷たくて硬い寝床、簡素な服、恐ろしい大人 残酷で、死の危険隣り合わせの暗くて厳しい世界。 さて、どちらが夢でしょう。 笑顔の絶えないしあわせな一般家庭！ 門限など、時間にはきっちりとしている。けど破っても暴力とかは振るわれてない ご飯は毎日お母さんの手料理で、休日はお父さんの番、いつも学校に持って行くお弁当の半分はお父さんが作って冷凍している手作りのおかず（もう半分はお母さんが作ってくれてる。） バカ舌のシンには未知の味で毎回驚いている。と同時に「自分が食べていた物は人の食べるものではなかったのか」と冷めた気持ちになっている。 一人部屋、ちゃんとした服と小物と、きちんと整理された教材がある。 ふかふかのベッドに慣れずに床で寝た事もあるが、柔らかなカーペットに更に驚いた事もある。 枕元には獏…のようないまいちよくわからない動物？のようなキャラクターのような抱き枕がある。 →実験施設にいた際の彼の逃避先のイマジナリーフレンドだが、本人は覚えていない。ただのお気に入り 「一人部屋」というのがあまりに落ち着かない為、部屋の中ではずっと人形を連れて歩いている。 週に何度か妹が訪ねてきていて、それを対応をする事は半分くらい「仕事」だと思っている。 （が、人がいるとわりと安心する。） 家の事はなんでも手伝うが、上記の通りバカ舌かつあまりに怪我に無頓着すぎる為、お母さんからキッチンの出禁を言い渡された。 この世界で目が覚めた最初はなんとなく持っていた記憶で振舞ったものの風呂に入る、綺麗に髪を乾かす、やらの一般的な行為に不慣れで少し不思議がられていた。 勉強に関しては落第点を取る事は絶対にせず、なるべく高い点数を取るように心がけている。 （≒実験で「できそこない」を見てきた恐怖） 自分は特別秀でたところがないから頑張らないといけないと思っている。 ほとんど「暴力」も「理不尽」もない、怪我をした時に周りに彼からしたら異常だが、まわりからしたらごく普通の気遣いをされた事にも困惑していた。 この世界の「自分」というのはもしかして身分の高い人なのか？とおもったが、記憶を省みるにどうやら違うらしい。 これが「普通」のようだ。心配をして、親切にして、それが帰ってくる。 相互の親切のやり取りが理解できない。あたたかくて、ふわふわしていて、とてもむずがゆい。自分には許されない事のようなきがする。これは、自分に向けられていいものではない。 もう一つ疑問に思っているものが「神様」 普通に普通の幸福な家庭の為、家族は神様を信じている。（宗派は問わない） が、そんなに慈悲深い存在がいるならどうして自分達は助けられる事は無かったんだろう？と疑問に思った。 もしかして、地獄を作り出した研究者達は神様的にとても正しい事をしていて、自分達がその目的を達成するための道具だったからかもしれない？とも思っている。その場合、シン達実験体は「ヒト」ではないという事になるのだが、それでも構わないと思っている。 ツクモガミ？というものもいるらしい。大事にされて長く使われた道具が心を持つのだとか。もしかして自分はそれなのかも？ でも、それなら栞に銃を向けるくらいなら心なんて要らなかった。だから、きっと、自分はそれではない。 心があったから、「あい」があって、栞を撃つ事を踏みとどまれたから。 身体と、記憶と、環境が変わっても、こころだけはこの「あい」だけは僕のもの。 栞に対しては記憶はあやふやではあるが、あの地獄の中でも「愛」故に撃てなかった。 なら、あの地獄の日々も自ら望んでいたのではないか？ 自分はあの人のなんだったんだろう？あの人は自分にとってのなんだったんだろう？ あの人の愛はいらない。愛を受け取ってほしい。 生きて欲しい望んだものを手に入れて欲しい。 憎しみの理由も勿論知りたい。 自分や仲間を傷つけられたから？それだけなら自分の考えがおかしかっただけ？ （愛しい、生きていて欲しいという点に関して「引き金を引けなかった」事に関する罪悪感のすり替えかもしれないが知る由はないので認知の外） バイト先はペットショップ 展覧用のケージに入ってるのを見てかわいいなって思いながら一匹一匹の事をよく見て世話をするタイプで、弱ってる子に対して特に優しく、動物から懐かれている。自分達の境遇に比べたら、危害を加えられず、人から可愛がられ、遊ぶこともできる場所の為ショップの動物たちを「かわいそう」と思う事はない。 昔の仲間の事は大切？ 自分以外にも実験体がいたから施設は存続されていたし、取り柄のない自分だけではきっとどこかで死んで終わりだったし。 今は名前も覚えてないから出会ってもそんなに関わるつもりがない。 自分が「改変された世界」で幸せに生きれているから他の子もそうだと思っている。 そうじゃなくても、少なくともあの実験の日々よりは遥かに安穏とした日々だし。 仮に「なんでお前だけ」とか言われても心当たりもないので「なんでだろうね？僕だけが成功例だったのかな？」と呑気にしか返さない。 いかに地獄だったとしても、自分はあの人の為にあの場所に帰らなければならないのか？ それが必要ならば？ え、もし、「もう必要なかったら？」それならそれでいいんだ。 だってそれなら今までどおり、この夢みたいな日常を生きるだけだから。 （嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。いらないって言って欲しい。言わないで。帰りたくない。戻りたくない。痛いのも怖いのも寒いのも嫌だ。ううん、苦しくない。 愛してるならあんな実験するはずない！ 僕が引き金を引けなかったみたいに！ …この世界を作る為の実験だったのかな？ 大好き、大嫌い、憎い、愛してる。栞）

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