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特徴：2-5　鋭い洞察力　優れた感覚の持ち主。＜目星＞に+30％ 私立三子佳東（ﾐｽｶﾄｳ）女学院　中等学部に通う生徒。得意な教科は音楽と英語、苦手な教科は数学。部活は特に入っていない。また、後述の理由から学校自体にあまり通えていない。関東地方出身。好きな食べ物はチョコプリン、嫌いな食べ物はくだものゼリー（特にミカン）。 幼い頃から厳しい母の教えを受けていたこともあり、礼儀や作法に厳しい面がある。また、生粋の我の強さから強い物言いをしてしまいがち。そのことから我儘な性格だと評されてしまうのを少し気にしている。 バイオリニストの母と俳優の父の間に産まれる。両親は自身の物心が付く前に離婚、2人の仲は険悪である。現在は母方の実家で暮らしている。音楽家の家系ということもあり、自ずと音楽の道を志すように。ピアノ、バイオリン、フルートといくつかの楽器を嗜んでいるが一番好きなのは歌うこと。将来はシンガーとして舞台に立ちたいという夢があり、音楽家としての英才教育を受けている。 しかし9歳の時に心臓に先天性の疾患があることが発覚。かなり重い疾患であり15歳まで生きられるかどうかと医者に宣告されてしまう。以来、入退院を繰り返し学校にあまり通えていない。両親の意向で詳しい病状について本人に知らされていないが、2人の態度や自身の体調の変移から何かあるのだろうと薄々気が付いている。 作成時年齢：14歳（2021/11/30） ＿＿＿＿＿＿＿ ・〇◎以下ネタバレ注意◎〇・ ＿＿＿＿＿＿＿ ：魔法少女希望譚用： 〇PC3：スペードマークの付いた人形。カラーは青 〇叶えたい願い 「歌手になりたい」 音愛の周りには物心がついたときから音に溢れていた。バイオリニストの母にピアニストの伯母。祖父も祖母も有名な楽団に所属していたし、公演にも何度も連れて行ってもらった。そんな環境下で彼女自身が音楽家の道を志すのはごくごく自然なことだった。 でも、なにを目指せばいいのだろう。 ピアノは好きだ。白黒の鍵盤に指を置いて、流れるように譜面をなぞれば音が生まれるのは気持ちがいい。 バイオリンも好きだ。ママの奏でるバイオリンの音は小さな頃から音愛の子守唄だった。 フルートもオーボエもファゴットもホルンも……トランペットも！どの楽器も好きだ。 でも、なにをやってもママもおば様もじぃじもばぁばも「下手だ」「何度教えてもできない」と呆れられ、怒られる。きっと音愛には向いていないんだろう。 そんなときに、従兄弟のお兄ちゃんが所属するバンドのライブに行った。 ママもおば様も「あんな音楽なんて」っていい顔をしなかったし、実際、お兄ちゃんのバンドはプロってレベルじゃなかったけど、舞台に立って堂々と歌うお兄ちゃんはかっこよくてキラキラしてて、楽しそうだった。 音愛も、お兄ちゃんみたいに楽しく歌いたい。キラキラしたい。かっこいいって思われたい！ そう思って舞台で歌いたいってママに言ったら「音愛の将来は、オペラ歌手ね」っていろいろレッスンも入れてくれた。なんか違う気はするけど……まあ、いっか。オペラ歌手のレッスンも、無駄にはならないはず。 でも、今は全然レッスンもできてない。真っ白な病棟で外を見て過ごすことも多い。こんなんじゃ歌手になれない。 ママもおば様も詳しくは何も言ってくれないけど、「諦めた方がいい」って言う。そんなの、認められない。諦めたくない。 わたしは、なにがなんでも、お兄ちゃんみたいなキラキラした歌手になりたいの。 ○魔法少女時の武器 巨大なブードゥー人形。顔に大きなスペードのマークがある。 普段、鞄に付けているブードゥー人形と同じ見た目をしている。色味が人体模型を想起させる。 上に乗っかって移動もできるし、腕をぶんぶん振り回して敵を蹴散らすこともできる(敵ってなんだ…？) ⁂ 〇別に読まなくてもいい設定（PLの忘備） ★両親や家族について 　母・下須野 音江（ｶｽﾉ ｵﾄｴ) 45歳。バイオリニストであり、小さな楽団に所属している。楽団の公演の関係で海外にいることが多く、音愛とは滅多に会わない。仮に会ったとしてもヒステリックな性格から、我の強い音愛とはよくケンカをする。音愛自身はそんな母親の性格に辟易としており、めんどくさいと思っている。音楽以外での「幸せ」な生き方を知らないため、音愛にも同じ道を歩んでほしいと強く望んでいる。造哉（音愛の実父）とは、彼女が1歳になった時に「家庭のことを見てくれない」という理由から離婚。以来、娘共々実家の世話になっている。 　父・江駒 造哉（ｴｺﾞﾏ ｿﾞｳﾔ） 45歳。B級映画やバラエティ番組の再現VTRなどに出演している三流俳優。もとは大手の事務所に所属していたが、結婚の可否を巡り事務所と大喧嘩し、現在は自分で芸能事務所を立ち上げそこに所属している。無口で自分の考えていることを表に出さないタイプだが音愛のことは溺愛している。音愛は造哉の音江に強く出れない点やいつもぼんやりとしていることに対して情けなく思っている。造哉と音愛は頻繁に会っており、特に音愛の入院中は頻繁にお見舞いに来る。が、最近はどこか暗い雰囲気に包まれている彼を音愛は不気味に感じている。 　伯母・下須野 麻理音（ｶｽﾉ ﾏﾘﾈ） 48歳。音江（音愛の実母）の姉でピアニスト。年に数回、単独公演を行うほどには著名。音愛にとっては伯母であると同時に自身の音楽の師であり、厳しく指導を重ねている。指導のためならば手を上げることも厭わない性格であるため、音愛は彼女を恐れている。音愛の疾患が発覚してからは「する意味がない」と音楽の指導をおざなりにするようになっている。 　いとこ・下須野 極（ｶｽﾉ ｷﾜﾐ） 25歳。とあるロックバンドでボーカルをしている。母親である麻理音とは仲が悪い。歳は離れているものの音愛とは実の兄妹のように仲がよい。音楽の楽しさを教えてもらった相手。2年前に失踪し、未だに見つかっていない。

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