タグ： 「I」 (HO2秘匿情報有り)

"I"　HO2 　「愛」(以下秘匿情報有り) 糸石　愛仁(いといし　かなひと) 23歳　175cm　58kg 一人称：俺、(仕事上)私 二人称：あんた、お前 婚約者への呼び方：玲さん、(心の中では)玲 葬儀屋で働く真面目で少しぶっきらぼうな青年。 社会人一年目の働きはじめで忙しないのもあり、婚約者に中々会えずにいる。仕事上いつ呼び出されるかわからないのでプライベートでも黒い服。車には黒スーツや制服を常に置いている。少々潔癖気味。 父親が婚約者と同じく学者でありなおかつ大学教授。文学方面に詳しかったため、「愛(かな)しい人」というところから名前をつけたらしい。だが本人としては幼少期から読みづらくわかりづらい名前に辟易し、普段は漢字ではなく片仮名で名前を書く始末。友人にも名字呼びか「カナ」と渾名で呼ばせている。 母は幼い頃に死別。仕事で忙しい父に構ってもらうことは出来なかったため、書斎に入り浸り本と戯れていた。読書量は多いものの本が好きというわけではなく父の面影を追っていた頃からの習慣に近い。ただ、民俗学にも造旨の深い父の蔵書と仕事でその手の出来事に遭遇することもあるためオカルトにはわりと知識がある。 玲のひとつ年下。 玲との出会いは父の紹介によるもの。時代にそぐわない簡易的な見合いに近いものだったが、カナヒトの方は一目惚れし積極的に婚約に持ち込んだ。冷静で飄々とした婚約者がこちらと同じ感情なのかわからずやきもきとした気持ちでいる。父親の紹介による見合いが出会いなことや、玲本人の受動的な態度に焦燥感やもどかしさを抱く。 その上不審な行動をする玲に"自分と別れたがっているのではないか"、"本当は他に好きな相手がいるのではないか"と疑っている。本来は優しく面倒見のいいタイプだが、玲に関してはあまり余裕がない。 最近あった「自分」を見かけた件に関しては、怪奇現象として捉えながらも冷静。オカルトに知識があるためかドッペルゲンガー等の可能性も視野にいれている。 ─────────── 『導入後』 入院したことに関して一切記憶がないものの、働きすぎによる過労で倒れたのではないかと自分の中で納得させている。職場の人間や友人、特に父親がひどくこちらを心配していることに疑問を覚えるが"結婚間際なのに倒れた"からだと認識。 PTSDを患っていると診断されているものの自覚はなく、説明されても理解できない。愛する玲が来ないことを寂しい思うものの、仕事で忙しいのだろうと思っている。 苗字について 糸石→いといし→いとしい <以下◇HO2「愛」秘匿情報> ────────────────────── 貴方には愛している人がいる。 けれど、其の人には別で愛している人がいる。 貴方は、真の愛を探している。 秘匿情報① 貴方には婚約者がいる。 ―――――― 氷川 玲(ひかわ れい) 性別：HO2と異なる性別。なお、同性でも可能。 年齢：24歳 身長：165から175cm 体重：48から60kg 髪色：水色 職業：学者 STR7 CON10 DEX11 POW12 APP15 SIZ14　INT17 EDU18 HO2の婚約者。 穏やかな物言いで、常に冷静。自由人なところもあり、飄々としている。容姿は端麗。読書家で思慮深く、頭がいい。 「……そう。わかった。貴方がそう思うなら、それでもいいと思う」 1年前に玲と貴方は結婚前の最後の旅行に訪れていた。貴方は、最近の玲の様子に違和感を覚えており、玲がなにかを隠しているのではないか？と訝しんでいる。 スマホをよく触るようになったり、ドタキャンが増えたり、交流自体も減ってきていた。それらを玲に問い詰めたことはあったが、うまくはぐらかされ続けていた。 貴方は、この旅行で玲が何を隠しているのかを確かめようとしている。 ―――――― 秘匿情報② それは、ここ最近のことであった。 あるとき貴方は街の外れで「貴方」を見かけた。 初めは見間違いだと思った。 しかし、こちらに向かってひとつ微笑んだ「貴方」は、意味ありげに手を振ると、人々の喧騒の中に消えていった。まるで、煙に巻かれたかのように、狐に包まれたかのように、貴方は呆然とそこに立ちすくんでいた。 あれは、たしかに「貴方」だった。 「貴方」は、貴方に向かって大きく首を横に振っていた。 だめだ、きてはいけない。パンドラの箱を開けてはいけない。 どうしてだろうか。貴方は「貴方」にそのように言われた気がした。 貴方が惚けた一瞬の隙の後に「貴方」は去ってしまう。 然し、その瞬間、貴方は妙な腐臭を嗅ぎとった。 その香りは、どこか懐かしかった。 貴方は、真実を突き止めなければならない。 貴方はもう一人の「貴方」を探し出さなければいけない。 HO2 「愛」 貴方には愛している人がいる。 然し、其の人には別で愛している人がいる。 貴方の愛している人は、愛していた人に変わってしまった。 貴方は、愛がわからなくなってしまった。 貴方は「愛」を見つけなくてはいけない。 それが、貴方のたった一つの目的である。 凄惨な現場を見てしまった貴方は、現状において精神的に異常をきたしている。 然し、貴方にとって現実は夢のままで、夢は現実のままだ。 貴方に不幸などは、一切なかった。そう、なにもなかったと思い込んでいる。 貴方は、玲が生きていると思っており、入院をしている貴方の元に、玲が見舞いに来ないことを不審に思っている。 担当医の名前は神崎(かんざき)といい、貴方が現在入院しているのは、神楽坂総合病院という名の病院だ。自分がなぜ入院しているのか、貴方は不思議で仕方ない。貴方は、神崎を見ると時たまに腐臭のような香りを感じ取るときがある。また、あなたは担当医である神崎から自身がPTSDを発症していることを教えてもらった。 〈回避症状〉 トラウマを思い出させる物事（活動、状況、人物）を執拗に避けるようになる。例えば、暴力をふるわれた公園やオフィスビルに入るのを避けたり、加害者と同じ人種の人と話すのを避けたりすることがある。外傷的出来事について考えたり、感じたり、話したりするのを避けようとすることもある。 貴方は「愛」を見つけだすことが目的である。 貴方は現在たくさんのことが積み重なったせいで、狂気（玲の幻覚固定）を発症しています。また、玲が自分にしたこともすべて忘れ、その記憶は都合よく書き換えられています。貴方にとって玲はいまでも大切な人で、自分のことを裏切ってなどいません。一年前に旅行に行ったことからその時の記憶すべてを忘れています。 貴方は、シナリオ本編中にSAN値チェックを失敗したときに幸運をふり、それに失敗したときは自分のすぐ近くに玲がいる幻覚を見ます。それは誰かが精神分析をするまで続きます。正気に戻った時に玲の幻覚を見ていたことは忘れています。 (KP情報→基本的に解釈はPLPCにお任せしています。人によっては愛とは玲のことかもしれませんし、それ以外のものかもしれません。友愛、敬愛、純愛、家族愛──愛には様々な形があり、其れをどう解釈するかは、貴方次第であるとお伝えしてあげてください。)

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ